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(回答先: 「ギョウザ」の語源は「ジャオズ」です。 投稿者 Sinta 日時 2005 年 1 月 03 日 09:28:20)
Sintaさん、おめでとうございます。
もう、レスを書いている間にどんどん下のほうに沈んでいく状況ですでにゲンナリし始めましたが、昼休みに再び規制が入るまで
引くわけには行かないと思っておりますので、このような状況でも飲み屋トークにお付き合いいただければと思います。
よろしくお願いします。
なぜ引くわけには行かないかと申しますと、何事もある程度の自己規制を持っていなければ成立しないと思うからです。
Sintaさんのおっしゃる
>先日のショップ側と顧客とのコミュニケーションは、とてもよく解ります。
>外国の方は、たいてい「こんにちは、ちょっと見せて下さいネ」とお店とのコミュニケーションから始まりますね。
>最後には、買っても買わなくても「ありがとう。すてきな品揃えですね」で終わる事が多い。
>エンターテイメントする側とされる側の楽しさが味わえる。
というお言葉に賛成です。
「マナー」とでもいいましょうか、何某かの規制というか枠というか様式というものはしばしば邪魔なものとしてとられることが多いもの
ですが、しかしお互いにそれを前提にしていなければ、エンターテイメントも成立しないのです。
コミニュケーションもある側面で多分にエンターテイメントでありますから(このやりとりもですね)店主と客、双方に享受されうる筈
です。
「客におだてられて負けざるを得なくなる」だとか「お客が機嫌よく買い物していってくれた」などと言う状況は、コミュニケーションが
円滑に行われて、お互い楽しんで初めて現れる状況であると思っています。
それらを逆手にとって「接客マナーを破壊してみる」と言うのもあります。
店主からすると「お客の意表をついてみる」だとか「普通は言わない情報を提供する」だとか「受けを狙う」だとかそういうことです。
しかし破壊するにも「破壊の仕方」があると思っています。もっと言えば「魅せ方」ですかね。
「規制」みたいなものを意識しながら違反してみたりして「魅せ方」を気にする。
それはお客も店主も、同じです。
負けてもらうために「良いお客」でいるほうがいいですし、来て貰う為に「良い店主」であらねばなりません。
「破壊の仕方」があまりにもアレな場合、エンターテイメントはそこで終了になってしまいます。バットエンドですね。
(実際私もすべってしまってアレな事になることがあります。そのような時は買われません。)
(ですがお客のツボを押さえた時、驚くほどの量を買っていってくれたりします。)
例えば、ガンコなすし屋なんかが、そのような「魅せ方」を考えずに客に文句を付けたりなんかすると「汚い」わけです。
ただの嫌な店です。店主は「魅せ方」を気にしながら「常識的な接客マナー」を崩さなければいけません。
その辺は悪役プロレスラーを見ていると判りやすいです。
凶器を使っていても、一番効率よくダメージを与える場所は決して使いません。
ブッチャーなんかがよくテリーファンクなんかを血だるまにしたりしましたが、あんなもの目突いたほうがいいはずなのに、額しか狙い
ませんよね。
凶器を使わなくてもあんな体のヤツが本気でぶつかり合ったら、どちらかが死ぬに違いありません。
そこに「マナー」と規制を破る時の「魅せ方」と節度があります。
少し離れてしまいました。
「お客」と「店主」の場合、「お客」側の自己規制が小さい事が多いので、まだまだエンターテイメントには程遠いわけです。
このような場合、店主の側から空気を作り、場を育てる事が重要になるような気がします。
うちのお店ではよく常連さんが店員のフリして接客していたりします。
このような明るい状態の場合、お客さんも大いに乗ってくれることが多いです。
これがSintaさんの仰る「街」が出来ていく過程に繋がるものであると思っています。
(ああ、もちろん『黙って見ていたい』という雰囲気のお客さんには無理に会話したりなどはしませんよ。念のため)
こういった事を考え続けている日常であることと、昼休み板がこのような状態であることとが、私にはリンクされているように感じられ
ますので、ここから引いてはいけないような気がしてなりません。(気まぐれに雑談板に逃げるかもしれませんが:笑)
「規制が無いと2ch化する」という事実をまざまざと見せ付けられた格好なわけですが、「できるだけ」エンターテイメントに見えるよ
うに頑張っていこうかと思っています。お付き合いくださればありがたいです。
ではごめんなさい。