★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 昼休み4 > 367.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
第三章 古代の歴史 4 シュメール=スメラ民族 -その2 古代ユダヤ教と、イスラム教(大本教・民間信仰・民俗) [99-
http://www.asyura2.com/0411/lunchbreak4/msg/367.html
投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 08:50:52:Bat5keDwZxjsQ
 

(回答先: 第三章 古代の歴史 4 シュメール=スメラ民族 -その1  投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 08:21:10)

*シュメール=スメラ民族 -その2*

*古代ユダヤ教と、イスラム教*
 
 
 
 王仁三郎氏は、各宗教・宗派は、根が同じ物であるとして「諸教同根」というのを唱えていました。又神示類にも、それ等と思しきものが幾つか見受けられます。それでは、古代シュメールにまつわる伝承などから見ると、どうであるのでしょうか。


アブラハム ─┬─妻サライ
│ | ソロモン
│ イサク=ユダヤ人の長・・・ユダヤ12支族─ダビデ
│ キリスト
└――┬── ハガル

イスマエル・・・アラブ12支族─マホメット

 旧約聖書では、アブラハムはカルディアのウルという地で産まれたとなっています。カルディアはシュメールと同じ意味であり、又その首都「ウル」で誕生したという訳です。
 アブラハムが、シュメール人妻サライとの間に子供が出来ずに、悩んだサライがエジプト人の召し使い、ハガルを差し出す。そうして産まれた長男がイスマエル。やがてイスマエルの末裔がアラブ12支族を産み、イスラム教の開祖マホメットが誕生する。

一方、ようやくアブラハムと正妻サライの間に、イサクという次男が誕生する事になり、そのイサクの末裔がユダヤ12支族を産み、ダビデ、ソロモンなどの王を産み、キリストが誕生するに至った。という事の様です。
又シュメールには、月神・水の信仰というのが有ったようです。これは丁度、瑞月という雅号を持つ、王仁三郎氏を連想させるもの(大本で王仁三郎氏は、月と水を象徴とする、瑞の御霊と言われていた)ですが、イスラム教の旗は、古代では月をモチーフにしていた様です。


パキスタン(イスラム共和国)のタッタ遺跡の十六菊花紋
「岡山市在住の長谷川氏撮影と提供」

 更に前述の十六菊花紋が、イスラム教の一派である、バハイ教の本部にも、紋章として使われている点も、興味深い(しかも王仁三郎氏は、このバハイ教と提携を行っていた)点であります。ユダヤの紋章としては、さほど珍しくないものですが、イスラムとも仮に根は同じであるとするならば、(或いはそうであるからこそ)互いに『聖地』として、エルサレムを奪い合うという結果に繋がっているのかも知れません。

本来のユダヤ教には、シュメールの神を信仰する多神教であり、ヤハウェ1神教となるのは、旧約聖書の編纂された時期辺りからだと、推測されています。信仰に関しては、シュメール教=ユダヤ教であったという訳です。このオリエント信仰には、古事記に出てくる神話と非常に良く似た話し(日本神話の天の岩戸開き)が残っています。
 
 
 
大陽神バールは、冬至の日には力を弱めて死んでしまう。すると世界は暗黒に覆われて農作物も採れなくなってしまう。雌牛も子供を産まず、乳も出ない。そこで永遠の力を持つ、バールの妻神アシュトラは、黄泉の国へとバールを迎えに行って、バールをこの世に連れ戻しに来る。この際にバールとアシュトラが出現するのは、水辺にある岩からである。
 
 
 
 またエジプト神話のイシスはアシュトラ神であり、オシリスはバール神の別称です。オシリス(つまりバール神)はその象徴として、オリオンの三つ星、オリオン座の神であり、オリオン座の三つ星の位地と、三大ピラミットの位置関係が同じである、というのは『神々の指紋』の作者、グラハム・ハンコック氏の調査にあるという事です。

 古代ユダヤ教では、バール神を明けの明星という別称で象徴しています。ところが、驚いた事に王仁三郎氏の『霊界物語』や和歌などには、オリオンの三つ星や、明けの明星といった、そのものズバリの言葉が出てきます。

 ところが、キリスト教では『明けの明星』の象徴の、天界一の天使が傲慢の罪で地獄に落とされた、サタンとしています。シュメールの神から、一神教のヤハウェ信仰に代わってしまった訳ですが、国常立大神も退隠を余儀なくされ、常世彦に神政を交代せられた、という話しと似ています。

 旧約聖書のモーセは、シナイ山(火山)でヤハウェと出会った後、牛の角が生えた(現代の聖書では光と変えられた)としていて、中世の聖画に描かれたモーセには角のような二本の光を放っていたり、ミケランジェロ・サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ聖堂のモーセ像には、角が生えています。これらは牛角の生えたバール神を彷彿とさせるものです。
 
  
  
 *霊界物語とシュメール神話と旧約聖書*
 
 
 
霊界物語                シュメール神話             旧約聖書

救世主の霊性(瑞の身魂)を   バール神を象徴的に『明けの明星』 天界一の天使を『明けの明星』とし
象徴的に『明けの明星』      と表現していた。又エジプトでは   ていた
『オリオンの三つ星』と表現した  『オリオンの三つ星』と表現した。

神素盞尊は別名牛頭天王    バール神は牛のような角が     モーセがヤハウェと出会って
であるとしていた。         生えていた              山を降りた時に、二本の角が生えた

国常立大神と妻神の       バール神は、地に降臨する時   モーセがヤハウェと出会った
豊雲大神は、神政から      には火山に宿ると言われた     シナイ山は火山であった。
退去せられ、天教山の
噴火口に身を投じた。

国常立尊は退去せられた後、                       ヤハウェ一神教となった後
鬼神、祟り神と罵られた                           『明けの明星』であった大天使は
                                          傲慢の罪によって地獄に落と
                                          されたサタンとなった
                       
  
  
  
 バール神の妻神であるアシュトラ神は、角を生やした蛇体の姿として描かれています。余りにも現代の神のイメージとはかけ離れています。この角を三日月に喩えて、月信仰というのが古代シュメールにあった様ですが、王仁三郎氏伝達の伊都能売(いずのめ)神諭には、以下の一節がありますが、この類似性は、一体何を意味するのでしょうか。
 
 
 
●(前略)丁度喩えていえば朧月夜の二三相倍も暗い冷たい世界で、山も河も草木も何一種なかったのであるぞよ、その泥の世界に身の丈は五百丈ばかり、身の太さは三百丈程もある蛇体の荒神が住居して居られたのが、御精神の良い大神様の前身で、これが五六七(みろく)の大神様と御成り遊ばしたのであるぞよ。

 誠に長閑やかなお姿で、鱗は一枚も無し、角も一本もなし、体の色は青水晶のやうな立派な神様で、天地の元の親神と成られたのであるぞよ。この世を創造して、天地を開く事に非常に苦心遊ばしましたのが、この大神様が第一番で、ミロクの大神ともツキの大神とも申し上げる御神様であるぞよ。

・・・(中略)・・・

同じく似たやうな御姿の大蛇神が現はれたが、この神には一六本の頭に角が生えて、その角の先から大変な光が現れて居る神様に、五六七の大神様が世界創造の御相談をおかけになったのであるぞよ。

・・・(中略)・・・

 畏れ多きミロクの大神様、日の大神様の御姿まで筆先に出して知らしたから、何時までも発表を見合はす事は出来ぬから、実地の姿を書き記すぞよ

大国常立之尊の元の誠の姿は頭に八本角の生えた鬼神の姿で、皆の神々が余り恐ろしいと申して寄り付かぬやうに致した位の姿であるから、今の人民に元の真の姿を見せたら、奮いあがりて眼を廻すぞよ。

-『伊都能売神諭』/王仁三郎伝達より-

 次へ  前へ

昼休み4掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。