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(回答先: LAN、端末の障害相次ぐ 新聞・通信各社やJR東 ウイルス対策ソフトで 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 4 月 24 日 20:48:04)
原因は「二重の人為的ミス」 ウイルスバスター不具合で謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000002-zdn_n-sci
陳謝するトレンドマイクロ幹部。左からトレンドラボ・ジャパンの沓澤克郎ディレクター、トレンドマイクロの黒木直樹上級セキュリティエキスパート、同社代表取締役のマヘンドラ・ネギCFO、同社日本代表の大三川彰彦執行役員、同社マーケティング統括本部の沢昭彦バイスプレジデント 写真:ITmedia
「ユーザーに大変ご迷惑をおかけしました。深くお詫びします」――トレンドマイクロ代表取締役のマヘンドラ・ネギ最高財務責任者(CFO)は4月24日、都内で会見を開き、同社が昨日公開した「ウイルスバスター」のパターンファイルが原因で、多数のPCやサーバの不具合が起きたことを謝罪した。本来行うべき動作テストの一部を省略してしまうなど、人為的ミスが重なったのが原因だった。
対策として電話サポートや出張サポートを強化するほか、対策プログラムやCD-ROMを配布し、25日の新聞各紙の朝刊に謝罪広告と対策法を掲載する。
問題が起きたのは4月23日朝。同社ウイルス対策製品ユーザーが、同日午前7時33分に公開されたウイルスパターンファイル「2.594.00」のアップデートを行うと、CPUの使用率が100%になり、PCの動作が極端に遅くなるというトラブルが発生した。同社はユーザーからの問い合わせで問題に気づき、同日9時2分に2.594.00の公開を停止。10時51分に、問題発生以前のパターンファイルを名称変更した2.596.00を配布した。
原因は、パターンファイルのコードミスをテスト工程で発見できなかったこと。2.594.00の新機能として、ボット(bot)プログラムが使う「UltraProtect」という圧縮形式に対応したが、この形式の検査機能にコードミスがあり、特定の条件下で処理が無限ループになってCPUを占有。CPUを100%使用してしまい、PCが実質的に動かなくなった──というわけだ。
こうしたミスは通常、テスト工程で発見・修正されるのが、「Windows XP SP2上でのテストを、人為的ミスで全く行わなかった」(トレンドラボ・ジャパンの沓澤克郎ディレクター)ため、不具合に気づかなかった。さらに、最新の検索エンジンでテストすべきところを、UltraProtect対応以前の古い検索エンジンでテストしてしまい、圧縮・解凍の動作を検査しないままパタ