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(回答先: 今回の反日暴動で問われる企業のあり方 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 4 月 16 日 12:05:23)
中国に生じている経済格差については、断片的には聞き知っていました。例えば、、、沿海部の、改革開放政策で豊かになった層から税金を徴収して、内陸部農村など、現金収入の道の少ない地域へ社会保障を行なうのだと思っていました。ところが、農村からの出稼ぎ労働者の子弟は、都市では公立小学校への入学さえ認められない。それだけではなく、農村から大学に合格しても、入学金は内陸部の農家の年収の、7倍もするというのです(NHK63億人の地図より)。その上、政府には奨学金制度もない。ある村では、初めての大学合格者に期待し、両親に負担しきれない金額は村中で出し合って大学に進学させようとするが、全部集めても入学金の5分の1にも満たない。このままでは、この子は進学を断念せざるを得ない、という事態を、上記番組で知りました。まさか、社会主義を標榜する中国で、経済格差から生じる不平等を是正する制度が皆無であるほど、行政が無策だとは思ってもみなかったものですから、驚きました。次世代を担う子供の教育にお金を掛けなくて、どうする中国?って感じです。共産主義を標榜する政府の施策でありながら、なぜこのような事態が放置されているのかも、解せずにいます。
アヘン戦争でボロボロになり日本を含む多数の国に侵略された国土を奪回し、一つにまとめ、曲がりなりにも12億人が飢えずに暮らせるようにしたことは、今の中国政府の功績だと思います。大きく、振り子のように両極端に揺れながら、貧しい人々に、恩恵が行き届くのは今からなのだ、とも。しかし、スパルタコスボノさんが仰るように、中国の行政機構やそれに携わる人々が大多数の人民を蔑ろにして腐敗していると言うのが本当ならば、楽観視して知る努力を怠っている間に、今の中国では歪な富の集積が進行し、日本を含む外国企業に搾取される貧困層は見殺しにされたことになります。
ところが、中国の実態を伝えてくれる情報を、殆ど知りません。中国の行政・経済、中国に進出した日本その他の企業がそこでどのように運営されているか、等に関して、具体的な資料をご存知でしたら、ご紹介を(取っ掛かりだけでもいいですから)お願い致します。お手数かもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。