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(回答先: 輸入車販売、競争激化 「レクサス」に警戒感 小型車照準、強気のドイツ勢 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 15 日 05:08:18)
春闘 本格交渉スタート ベア沈静、一時金焦点 造船重機、要求を提出
三菱重工業など大手造船重機メーカーの労働組合が十五日午前、会社側に一時金(ボーナス)などの要求を提出し、平成十七年春闘の具体的な労使交渉がスタートした。最大労組の連合がベースアップ(ベア)の統一要求を四年連続で見送るなど賃上げの動きは沈静化、今春闘での最大の焦点は一時金をめぐる攻防になりそうだ。
三菱重工業は労組側が年間一時金について、昨春より六万円引き下げた五十万円プラス三・五カ月を要求。ベア要求は三年連続で断念した。それでも鋼材価格の高騰、円高など経営環境は厳しく、来月十六日の集中回答日に向けた交渉は難航が予想される。
石川島播磨重工業の一時金要求は昨年と同じ五十万円プラス三・五カ月。川崎重工業は業績連動型一時金の対象を十七年度から組合員にも広げる。
鉄鋼業界は好業績を背景に強気の要求だ。住友金属工業は、労組側は年間一時金について、昨年春比四十万円増の年間百九十万円と過去最高額を要求。新日本製鉄など業績連動型一時金を採用している大手も、過去最高額が相次ぐ見通し。鉄鋼業界は二年に一度の隔年交渉のため、今春は賃上げ交渉は行われない。
十六日には自動車大手と、日立製作所など一部電機大手の労組も要求を提出する予定で、労使交渉が本格化する。
企業業績の回復が伝えられる中、労組側は今春闘の焦点を「業績回復の賃金、雇用、労働条件への還元」(笹森清・連合会長)と位置づける。これに対し経営側は「業績が国際競争力の回復につながっておらず、賃上げ環境にない」(柴田昌治・日本経団連副会長=日本ガイシ会長)などと抵抗する構えで、厳しい交渉が予想される。
ただ、「余裕のある企業は要求に応じるべきだ」(山口信夫・日本商工会議所会頭=旭化成会長)との声もあり、企業間の格差が拡大する可能性は強まっている。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/16bus001.htm