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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu88.htm
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金融は、信用(義理と礼節)が命。敵対的TOB株式の
買占めは、短期的な投機で無い限り、必ず失敗する。
2005年2月14日 月曜日
◆フジVSライブドア 2月13日 水平線の光
http://blog.goo.ne.jp/suiheisen77/e/8190d2969601b21a221d1a8a8864b38b
先週は、この話題で、
とくに、株の素人の方に質問されることが多かった。
私は。。。
どうするライブドア!
貧乏くじをひいてしまった、気がします。
ライブドアは、
堀江君の自社株(時価1000億円の評価)を担保に、
リーマンブラザーズから、800億円借りて、
ニッポン放送の株式の35%を700億円でお買い付け。
ポイントは、
35%の株式の売り手がいた、ということ。
彼等(35%の株式保有グループ)は、
700億円で、売り抜けました。合法的に。
一番安全に儲けたのは、このグループ。
少なくとも100億円から
もしかすると300億円の差益を得たかも。これは推定。
次に、転換社債の手数料と、今後、株価の変動で、
大儲けするのは、リーマンブラザーズ証券なはず。
すでに、融資の800億円の転換社債の発行と引受の手数料と
ニッポン放送株買付け700億円の株式売買手数料をゲット。
それとも、買付けは、ライブドア証券経由だったのかは不明。
ライブドアは、絵に書いたもち、だけで、
まだ何の利益も得ず、大きなリスクを背負いました。
ライブドアの兵糧は、あと50億円ぐらい。
それに比べて、フジサンケイの兵糧(資金)は無尽蔵。
長期戦になればなるほど、フジ有利。
短期戦でも、フジに有効な手がいくつか。。。私にはアル。
誰が一番頭が良いのか、これから楽しみに観戦。
金融は、信用(義理と礼節)が命。
敵対的TOB(テイク・オーバー・ビット)、
つまり、けんか腰の、株式の買占めは、
短期的な投機で無い限り、必ず失敗する、
ということは、
欧米の金融の歴史が教えてくれます。
もはや、投機の道を断たれたライブドア。どうする!
◆ライブドア堀江氏の手腕が問われるフジテレビ乗っ取り計画 ぱらのいあ語るシス
http://blog.goo.ne.jp/hanikamiman/e/b7df7e599b3323ea44e876fea3a8a8b6
堀江氏はなかなか面白いことをやる。
確かにメディアはネットともっと融合していくと大きな収益をもたらすし、フジテレビではなくもっと資本が低いがフジテレビ株を結構保有していたニッポン放送を目をつけたあたりは面白いなと思った。
しかしこのアイデア自体は孫氏の焼き直しだ。
もともとマードック氏と組んで孫氏がテレ朝の株を買い占め乗っ取り計画をしたことがあった。しかしテレ朝の猛反発にあい、その目論見は失敗に終わる。
今回のライブドアのことに関して聞かれて孫氏はその話をして買収は相手の理解があって初めてうまくいくものですと苦笑したというところに孫氏の買収に関しての考え方の正常な理解がある。
確かに米国ではM&Aは主流だが、敵対的TOBなどによる成功例は数少ない。やはり買収する側も買収される側も同じ人間同士の集まりであり、そこにはやはり互いに同意を出来る交渉の積み重ねが大事なのだが、今回の堀江氏の取ったやり方は面白いのだが、成功する可能性はあまりに低いだろう。少なくともフジテレビに悪いイメージを植え付けてしまったという点でまず乗っ取りは不可能だ。この辺りを説得できるようなら堀江氏の評価を変えなければ成らないが、やはりまだまだ孫氏の真似をしているようにしか見えず、そこに独自性を見出せないのである。まあ良く取れば同じ方向性を向いていると取ることも出来るが。
いずれにせよ、この結末によってはライブドアの存続も危うくする可能性すらある。今回はさすがにあまりに過ぎる冒険だと私個人は考えている。ソフトバンクグループに早く追いつかねばならないという焦りがあるのは分かるのだが、やはりこういうやり方は理解されることはないだろう。
◆ライブドアとニッポン放送 2月9日 LOGOS
http://tmg.air-nifty.com/logos/5corporate_finance/index.html#a0003233231
堀江社長がまたやった。立会外取引で突然35%保有株主に名乗りでた。そもそも論で5%報告ルールがなぜ必要かという論議もあるが、これは別の機会に論じるとして、5%報告ルールが形骸化している点が問題だ。
機関投資家を利用してニッポン放送の株式を静かに取得し、その資金を事前に提供していた場合は、事実上の5%報告義務違反として扱うべきだろう。また、資金を提供していなくとも書面による買取の意思表示があった場合も義務違反とすべきだ。個人的には口頭だけであっても義務違反としたい。
ルールを破ったものには、断固とした対応をとらねばならない。ただちに事実関係を調査すべきだ。企業ガバナンスとして、取締役を始めとした従業員を如何に監督するかが話題となっているが、株主にも倫理があることを徹底しなければならない。株主のルール違反を許容してしまう制度に、真の資本主義は訪れない。
ルールの欠陥を悪意をもって、すり抜けたのだ。法で裁けずとも抗議しなければいけない。
(私のコメント)
昨日のテレビのインタビューを見ていれば、ライブドアの堀江社長がどんな強気なことを言おうが、株の玄人から見れば明日のライブドアの株の暴落が見えていたはずだ。しかしリーマンはまだ売ってきてはいないだろう。何しろ1000億円分のライブドアの株を売り切らねばならない。リーマンにすればライブドアの株が下がれば下がるほど転換株数が増えるのだから笑いが止まらない。
ハゲタカ外資がどんなに冷酷非情で血も涙もない連中であるかは株式日記で書いてきた。日本のバブルの崩壊も先物を売り崩して株式市場を暴落させたのもハゲタカ外資だ。彼らにしてみれば日本人から白い目で見られようが関係なく、利益さえ稼げればどんなことでもする。それがアメリカの国益に反しても世界中を暴れまわって利益を食い散らかしてゆく。だから彼らをハゲタカと呼ぶのだ。
そのハゲタカと手を組んでいるのがソフトバンクの孫社長やライブドアの堀江社長であり、オリックスの宮内会長が彼らのリーダー的存在であり、日本にとってのトロイの木馬だ。2004年8月30日の株式日記でも次のように書いてきた。
◆オリックスの宮内義彦会長こそ怪しげな外資の水先案内人だった。彼こそトロイの木馬なのだ。 8月30日 株式日記
http://asyura2.com/0406/hasan36/msg/471.html
《宮内氏は、米国型に日本経済を改造することで、うま味をすくい上げていこうという哲学を経営に取り入れている、「アメリカの手先」である。アメリカのビジネス・インナーサークル(その最たる例が、アメリカ商工会議所の出先機関である在日アメリカ商工会議所=ACCJ、グレン・フクシマ系)と結託して、日本のビジネスをアメリカ企業に開放させ、そのおこぼれにあずかろうという発想で動いている人たちである。
オリックスの宮内会長といえば、あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の買収劇の際にも、サーベラスという外資系投資ファンド(代表は、ダン・クウェール 父ブッシュ政権副大統領)とのつながりが噂された。一部週刊誌では、宮内氏自身がサーベラス・ジャパンの、「アドバイザリーボード・チェアマン」に就いていながら外資参入を促す、「総合規制改革会議」の議長を務めている事実が暴かれた。》(副島隆彦 今日のぼやき)
《日本の国民も小泉首相の「構造改革」と言うものがどのようなものか分かり初めて来ている。メガバンクの統合も国民は望んでいないにもかかわらず進められている。金融庁が銀行を締め上げているからですが、郵政の民営化も国民は望んでいないにもかかわらず小泉首相は進めようとしている。しかし今一番しなければならないのは日本の景気の回復であり、「構造改革」しないと景気が回復しないとは、内橋克人氏によればご破算主義なのだ。
自民党の実力者にとっても小泉首相を辞めさせるべき時は来ていると思っている。小泉首相のほうが内閣改造で大臣の椅子を餌に生き残りを考えている。小泉首相自身は単なるカラクリ人形であり、陰で操る大物秘書や外資の手先の宮内氏のような人物が政治を仕切っている。最大派閥の橋本派も1億円の闇献金で最大の危機が訪れている。自民党は完全に腐りきり、数年間は野党に転落して本当に日本の国益を考える人物に入れ替えるべきだ。》
(私のコメント)
だからライブドアがニッポン放送の株を買い占めたと言うニュースを聞いたときに、背後には外資が控えていると睨んだが、はたしてリーマン・ブラザーズが影の仕掛け人だった。さらにはMSCBに手を出しているといった時点で彼はただの鉄砲玉であると見た。リーマンと本当に手を組んでいるのはソフトバンクではないのか。これだとプロ野球騒動とまったく同じになる。
本当の仕掛け人はまだ誰だか分かりませんが、堀江社長がテレビに出まくってその反応を見ているのだろう。プロ野球のときはファンの支持を集めて名を上げましたが、テレビや新聞にケンカを売ってしまってはマスコミも冷たいだろう。NHK対朝日などのようにマスメディアも問題を抱えていますが堀江社長ではガラが悪すぎる。ソフトバンクの孫社長も反発を食らってテレビ朝日の買収から撤退した。
しかし小泉・竹中内閣にはオリックスの宮内会長と言う人物が控えているから、テレビ放送業界も引っ掻き回されて外資参入に道が開かれるのかもしれない。TOBと言う方法でテレビや新聞社も買収されるようになった。構造改革万歳と言っていたマスコミ業界も外資歓迎とばかり言っていられなくなった。日産自動車みたいに英語が公用語になって、テレビも英語放送になる時代も近いのかもしれない。そこまで小泉内閣は外資のなすがままなのだ。
◆「株式」ライブドア(4753)−個別銘柄ショート・コメント
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050214-00000054-fis-biz
*14:41 <4753.> ライブドア 416 -38
大幅続落。フジテレビがライブドアによるニッポン放送の買収に対抗策を発表して
おり、買収資金の増加懸念など買収に先行き懸念が生じているようだ。また、リー
マンを引き受け先とした800億円の下方修正条項付きCB発行に加え、堀江社長が保有
するライブドア株の一部をリーマンに貸借することで合意しているため、ここにき
て需給悪化懸念が強まっているとみられる。(FISCO)
(フィスコ) - 2月14日14時42分更新
ライブドア 411円 ▲43円
▲277億
ニッポン放送 6,880 ▲960円
▲110億(35%株取得で計算)
ミミ ヽヽヽヽリリノノノ
ミ ,,、,、,、,、,、,、,、、 彡
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ー' ノ、__!!_,.、| <今日だけで387億円失くなっちゃった
∧ u ヽニニソ l <詰んでる?
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