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2月7日(月)-2月11日(金) 更新日:02/04
日経平均株価 11360.4(前週末比 +39.82)
TOPIX 1145.51(前週末比 +4.81)
イベントリスク解消し底堅い相場へ
http://www.morningstar.co.jp/stock/menu/weekly.asp
今週の見通し
今週の株式市場は7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議、米雇用統計(1月)を受けてのスタートとなる。イベントリスクが解消されることから相場が強含む可能性が高そうだ。米雇用統計は雇用の改善が示されるとの見方が多く、景況感の悪化が懸念されていた米国株にプラスに働きそうだ。G7はスノー米財務長官の欠席で材料性が薄められた。個人投資家を中心に物色意欲が強く、商いが高水準を保っているだけに底堅い相場が続くと考えられる。
先週の動き
先週の東京株式市場は週末に7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議、米雇用統計(1月)など控えていたことから方向感に乏しい展開となった。個別に好業績銘柄を物色する動きは見られたものの重要なイベントを控えていたことから主力株への買いは限られ、日経平均株価は前週末比39円高の11,360円となった。ただ、個人投資家を中心に物色意欲は強く、東証1部の売買高は高水準を維持した。
今週の注目材料
今週の国内経済指標は8日に全世帯家計調査(12月)、9日に工作機械受注(1月)、10日に機械受注(12月)などが予定されている。注目度の高い機械受注は、「船舶・電力を除く民需」が11月に3カ月ぶりに増加したが、基調判断は「弱含んでいる」の表現が据え置かれた。12月の値で基調判断が変化するか注目される。その他、今週も主要企業の決算発表が続く。主な企業の決算発表日は、7日に三菱化学<4010>、8日に太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、9日に昭和電工<4004>、日産自動車<7201>、10日に東京エレクトロン<8035>、などとなっている。一方、米国では10日に貿易収支(12月)、財政収支(1月)などが予定されている。そのほか、今週も企業の決算発表が予定されている。主な企業の決算発表日は8日にシスコシステムズ、アルキャン、10日にダイムラー・クライスラーなどが予定されている(発表日は変更される可能性もあります)。
需給動向
需給面では、決算対策売りなどが懸念されるが外国人や個人投資家を中心に買い意欲は強く、株価が下押すようなら押し目買いの動きが活発化しそうだ。ただ、今週から新規株式公開(IPO)の再開が予定されており、需給悪化を警戒する声も出ている。
為替見通し
為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=103円〜105円と見る向きが多い。先週の円相場は7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を週末に控え模様眺めムードが強まったことで狭いレンジ内での動きにとどまった。今週の円相場は、米雇用統計(1月)、G7の結果を受けてのスタートとなる。雇用改善観測が多くドルが強含む可能性が高そうだ。G7はスノー米財務長官が風邪で欠席することから影響が限られるとの見方が多い。
週間タイムテーブル
国内 海外
2月7日(月)
2月8日(火) 全世帯家計調査(12月)
2月9日(水) 工作機械受注(1月) (米)卸売在庫(12月)
2月10日(木) 機械受注(12月) (米)貿易収支(12月)
(米)財政収支(1月)
2月11日(金) 東京市場休場(建国記念日)
モーニングスター 調査分析部
・ 本資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。本資料は企業開示情報を始めとし、各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断でなさるようお願い申し上げます。
http://www.morningstar.co.jp/stock/menu/weekly.asp