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デフレ要因の1つとされる日本経済の需要不足の縮小がこのところ足踏みしていることが、内閣府が17日発表した試算で明らかになった。4―6月期が実質マイナス成長となるなど、景気の回復ペースが鈍っているのが主因。このまま拡大が続けば、後退してきたデフレ圧力が、再び高まる懸念もある。
試算は内閣府のリポート「日本経済2004」に盛り込まれた。経済財政白書を発表した7月以降の日本経済の動向を分析した「ミニ白書」の位置づけで、今年が初刊行となる。
試算したのは、実際の国内総生産(GDP)から、国内の労働力や工場・設備をフル稼働させた場合に達成できる潜在GDPを差し引いた「GDPギャップ」。マイナスだと需要不足(供給超過)を示す指標だ。
バブル崩壊後はマイナスが続いており、02年1―3月期にはマイナス4.47%まで需要不足が拡大した。その後は景気回復を受けて需要不足が縮小し、今年1―3月期にはマイナス0.65%まで改善。しかし今春から再び拡大に転じ、7―9月期はマイナス1.18%となった。 (23:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041217AT1F1702917122004.html