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量的緩和の維持決定へ 日銀、金融政策決定会合
日銀は17日、政策委員会・金融政策決定会合を再開し、量的緩和政策の目安としている日銀当座預金残高の下限目標の弾力化や、減速感を強めている景気動向などを議論する。市場では、日銀当座預金残高の目標を「30兆―35兆円程度」としている現行の金融政策を据え置くとの見方が大勢だ。
景気は、2004年10―12月期の実質国内総生産(GDP)が3期連続で減少。底堅かった個人消費に陰りが出ており、情報技術(IT)関連の在庫調整の動きも続いているため、日銀は現状の量的緩和を維持し情勢を見守るとみられる。
一方、金融システム不安の後退で銀行の資金需要が低迷。量的緩和の残高目標維持が難しくなっており、審議委員の間では「一時的な目標割れは容認すべきだ」(須田美矢子審議委員)との声も出ている。ただ経済が踊り場にある現在、金融引き締めとの憶測を呼びかねない目標割れ容認は弊害が大きいとの意見もある。
(共同通信) - 2月17日3時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000007-kyodo-bus_all