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(回答先: 日銀、金融政策を維持 当座預金残高目標を据え置き (朝日新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 17 日 15:52:06)
基調として景気は回復=2月日銀月報で景気判断据え置き
[東京 17日 ロイター] 日銀は2月の金融経済月報で景気の総括判断を「生産面などに弱めの動きが見られるものの、基調としては回復を続けている」とし、判断を据え置いた。先行きについても、「景気は回復を続けていくとみられる」とし、前月の判断を維持した。
2月の月報では、「輸出が横ばい圏内で推移する中で、IT関連分野の在庫調整などから、生産に弱めの動きがみられる。一方、設備投資をみると、企業収益が改善するもとで、引き続き増加傾向にある」として輸出、生産、設備投資については前月の見方を踏襲した。
雇用面や個人消費、住宅投資、公共投資についても、「雇用者所得も下げ止まる中で、個人消費は底堅く推移している。この間、住宅投資は横ばい圏内で推移しており、公共投資は減少傾向にある」とほぼ前月と同じだった。
先行きは「景気は回復を続けていくとみられる」として、前月の判断を踏襲。「当面はIT関連分野の在庫調整の影響が残ると予想されるが、海外経済の拡大が続き、内需も増加を続けるもとで、輸出や生産は、基調的には増加していくとみられる」と前月と同じだった。
雇用者所得については、 「企業の過剰設備・過剰債務などの構造的な調整圧力も和らいできている。また、企業の人件費抑制姿勢は引き続き根強いとみられるが、企業収益の増加や雇用過剰感の緩和が続くもとで、雇用者所得は緩やかな増加に向かう可能性が高い」として前月の見方と変わっていない。公共投資は、「基調としては減少傾向をたどると見込まれる」と前月を踏襲した。
注意点として前月同様、「IT関連需要や原油価格の動向と、その内外経済への影響については、引き続き留意する必要がある」とつけ加えた。
物価については、判断がやや変わった。「国内企業物価は、昨年末にかけての原油価格の反落などから、足もと弱含んでいる」として、前月の「原油高の一服等により、上昇テンポが幾分緩やかになっている」から変えた。消費者物価(除く生鮮食品)の現状について、前年比は「小幅のマイナスとなっている」という前月の見方は踏襲した。
先行きの物価動向については、「国内企業物価は、内外の商品市況次第であるが、当面弱含みないし横ばいで推移する可能性がが高い」とした。前月は「商品市況の騰勢一服を受けて、目先、頭打ちとなる可能性が高い」だった。
一方、消費者物価の前年比については、「需給環境が改善方向にあるとは言え、当面なお緩和した状況が続くもとで、公共料金引き下げの影響などもあって、小幅のマイナスで推移すると予想される」として、公共料金の影響について言及した。
金融面では、企業金融を巡る環境は「総じて緩和の方向にある」とした。他方で「民間の資金需要は回復方向の動きに足もと一服感がみられる」とし、民間銀行貸出については、「減少幅が緩やかに縮小している」とした。前月は「基調として回復傾向をたどる中で、このところ減少幅が横ばいの動きとなっている」だった。
(ロイター) - 2月17日16時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000109-reu-bus_all