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(回答先: 比から看護士・介護士、06年度にも日本へ FTA合意[朝日新聞]【比の人たちの負担で養成された人たちが日本で働く不条理】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 20 日 02:26:41)
外国人労働者の受け入れは、静かに進む。
あっしらさん、日本の資金で養成すれば、受け入れ賛成ですか?
私は、今の看護士、介護士の労働条件のままでの受け入れは絶対反対です。何故かというと、
低賃金労働を、永久に低賃金労働にしてしますからです。
得をするのは、国とその産業内の企業経営者だけです。
私は海外にすんでいますが、たくさんの、海外労働者が、特別なビザで働いています。
私が以前住んでいた町はキウイフルーツの栽培が盛んですが、あまりにも大規模な為、機械ではできない 木からもぎ取る作業の労働者が大幅に不足していました。その記事を読んだ私は、他の日本人と誘い合い、働こうと問い合わせをしました。これだけ、労働力不足なら、給料もそれほど悪くないはずだし、時間も、柔軟に設定できるだろうと考えたからです。
ところが、条件はとても悪く、時間も早朝から夕方遅くまで働かないとだめということ。
なんで、労働力不足のくせに、偉そうな態度をしているのか、不思議でしたが、後で理由がわかりました。
果樹園の持ち主らは、政府に働きかけ、果樹園労働用に 中国や、フィリピン、インド人などへの、特別ビザ発給を決めさせました。生活保護を貰っている人々 (主に貧しい国からの移民や、先住民ら)に、これらの労働を、保護をもらう条件にしてほしいとたのんでも、いました(これはあきらかに、職業選択の自由に定職する。 もちろん、法案はとおりました)。
そうか、移民社会では、企業は、給料を余分に払いたくなければ、外国人労働者を一時的に雇うと言う手があるのかと。私は、何か、ものすごい、理不尽さをこのとき感じました。果樹園の経営者が 土にまみれて、一族郎党総出で働いてもなおかつ、終わらない仕事というのではなく、こちらの農業経営者は、豪邸に住み、土なんか、さわりもしないのです。賃金を余計に払える余裕があるのです。
看護士は、女性の代表的低賃金労働として、長年女性達が待遇改善を訴えてきた分野です。労働条件を改善して、不足を補うのではなく、文句をいわない、貧しい国の人を雇う事で、誰が得をするのでしょう。又、介護士は、女性、特に下の世話も含めた、人の世話をしてきた主婦たちにとって、男性に対して珍しく女性に有利で、将来有望の技術職だったのです。不足してくれば、待遇もよくなるかもしれないと。 しかし これで、永遠の低賃金労働となっていくことでしょう。他の金儲け、高賃金を独占している分野で、外国人労働者を受け入れたら、いい。
又、受け入れるのなら、日本の永住ビザを与えなさい。きっと、他の仕事にはつけないビザなんでしょう。安い労働だけして、はい、帰りなさい、なんて、非人道的です。 もしくは、待遇をうんと上げて、さらに、入れたければ、入れればいい、絶対にしないでしょうが。
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