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(回答先: 何か過信があるようです 投稿者 最悪! 日時 2004 年 11 月 14 日 13:37:00)
◎エンジンの技術面は、あなたのおっしゃるとおりかもしれませんが、それにコストがともなわなければいけないと思います。
技術は、技術者を引き抜けばいいそれも分かりましたが、製造ラインはどんなに良い技術をもってしても、多くの人の合意と会社の強い戦略がなければ採算のとれないラインができるでしょう。
まして自動車会社は、量産技術や供給予測、在庫の管理、販売戦略、部品確保、何万の部品のを組み立てを、総合的に行うからこそ価値があるのだと思います。
その中で、売上げ予算にかかるコストがエンジンに多くかかるのは、製造に関わる人材の確保が狙いと見ています。
(ここは予測なので間違いがあれば指摘して頂きたい。)
ここで、重要なのは、トヨタは技術を重視するのでなく、顧客満足度を重視しているということです。トヨタカローラに高いエンジンを使う必要はないのです。
それがトヨタのすごいところだと思います。
車の知らない人が、パッケージで買って次も「この車ください」というリターン客を重視しているのです。
マーケティングをこれだけしっかりするとこもないでしょう。
普通に走る自動車に、F1の技術は不要です。又販売促進になんら役に立たないのです。
しかし、BMWやフェラーリ・ランボルギーニ、トヨタのソアラクラス、ジャガー、ポルシェ、ベンツ、アウディなどは参戦する、その意味がマーケティングに直結する。
これは技術も知っている人が求めるからです。
プジョーは、今後の売上げを小型車、重視してくるので、そのような顧客層に訴えかけるマーケティングで資金を使うのは意味がないと考えての撤退です。
重要なのは、技術よりマーケティングに合わせた技術と、顧客への最大顧客満足度の追求です。
プジョーは、一度、北米から撤退しており直営店がありません。
その意味で、三菱自動車の販売網を使えるという意味でも今回の提携は、売上げ増に直結しています。
それに今のプジョーの商品ラインアップは今後の成長戦略を描く上で、重要だと思います。
そしてこれと交差するように、VW・フィアットの売上げが落ちています。
そして、トヨタ、プジョーの売上げは良い結果がでています。
もし銀行が金融の財務面しかわからないというのは、誤解です。
海外の、コーポレート部門は、一つの会社にたいして、複数のアナリストがいます。
そして、その担当がすべての事業にたいして、審査をおこないます。
ですから、その事業について角から角まで知っているのです。
又他の、専門化をつれてきて多角的に分析します。
いま、多いのは協調融資です。これは多角的に分析ししかも、かく銀行が審査して投資額をきめます。もちろん日本のアホ銀行は、審査する技術が未発達なので、いつも質の低い融資のおこぼれしかもらえません。
日本の銀行のように、何も知らない、融資担当とは違います。
とくに、今回JPモルガン証券が一枚かんでいます。日本の市場に詳しい彼らがいるというのが小生の強気にもつながるのですが。
これが、BNPパリバとかソシエテジェネラルとかましてクレディスイスとかでてきたら、疑惑の三菱買いと題名もつけれますが。
プジョー・ルノー株価比較
http://fr.finance.yahoo.com/q?s=PEUP.PA&d=c&k=c1&c=PRTP.PA&a=v&p=s&t=my&l=on&z=m&q=l
競う欧州戦略パリ自動車ショーから(3)PSA、環境・小型車で反攻。2004/09/30, 日経産業新聞, 19ページ, 有, 1297文字
新車に自信「成長路線に」
プジョーシトロエングループ(PSA)のジャンマルタン・フォルツ会長は、パリ国際自動車ショーの新車発表会場にほとんど姿を現さなかった。現場にいなかったわけではない。プジョーのスタンド二階の特別室で分刻みで取引先などと面談、一般公開前に会場を訪れたシラク大統領にも環境配慮型の新車をしっかりPRした。
大統領が特に関心を寄せたのは、シトロエンが製品化した「ストップ・アンド・スタート」式の小型車「C3」特別シリーズ。信号待ちなどの停止時にエンジンが止まり、ブレーキから足を離すと直ちに発進する仕組み。渋滞が多い都市部で、温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)排出を最大一五%減らせるという。
パリ・ショーの少し前に本社で開いた発表会ではフォルツ会長がルペルティエ環境相、ドベジャン産業担当相とシャンゼリゼ通りなどを試乗する力の入れよう。今後、車種を広げ量産体制を整える。
報道機関向け公開日初日の仏メーカー会場の朝一番の発表も、シトロエンの液化天然ガス乗用車。クロード・サティネ・シトロエンCEOが仏ガス公社(GDF)の幹部と壇上で説明する地味なものだったが、報道陣が詰めかけ関心の高さを見せつけた。プジョーもフレデリック・サンジュールCEOが燃料電池で走る未来型コンセプトカー「クォーク」を発表し話題を呼んだ。
PSAは環境対応車だけでなく、欧州で需要が高い小型車を中心に足元の利益拡大につながる新車の投入にも力を入れる。代表例が両側スライドドア式、排気量千四百―千六百ccの「プジョー1007」だ。ボタン一つでドアが開閉し、欧州に多い狭い路地でも駐車しやすい。ファミリーカーとしてPRしている。
シトロエンブランドは「C4」シリーズを発表、来年初めに発売する。「C3」など従来の小型車と上位車種「C5」の中間タイプで、排気量千四百―二千ccのセダンとクーペをそろえ幅広いユーザー層を見込む。「C4」は近く日本などでも販売を予定しており、今後の重点車種と位置づける。
PSAはここ二、三年は新車の端境期だったこともあり、販売が伸び悩んだ。プジョーの欧州連合(EU)など西欧における乗用車シェアは二〇〇二年の八・九%から〇四年一―六月期には八%に低下。シトロエンは同じ期間に六・二%から六・四%へ微増しただけだ。この間に日米勢などは勢力を伸ばした。
自動車市場の不振が目立つ仏でも景気回復の傾向が見え始めてきたのに合わせ、PSAは相次ぐ新車投入で巻き返しを狙う。夏はバカンスの影響もあり販売はやや鈍ったが、PSAのフォルツ会長は「今年は(停滞から成長への)過渡期。来年には明らかな成長路線に戻る」と宣言する。
ただ、ライバルの仏ルノーも斬新なデザインの小型車「モデュス」を発売、人気車種「メガーヌ」の品ぞろえも強化している。両社は中・東欧や中国などの事業も拡大しているが、本拠地の市場が重要なことに変わりはない。収益を圧迫する値引き競争に巻き込まれるのを避けながら、魅力的な新車の製品化を急ぐ。
(パリ=安藤淳)
【図・写真】燃料電池式「クォーク」に乗るプジョーのサンジュールCEO