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JPモルガン米大手投資銀行が
三菱自動車に1000億円出資の謎
米国の大手投資銀行、JPモルガングループの本当の目的は何か――と関係者が色めき立っている。JPモルガンは迷走を極める三菱自動車へグループで1000億円を出資することが明らかになったばかり。これだけでも“熱い視線”の裏を勘繰りたくなるというのに、同グループの資産運用会社が先ごろ大手商社、日双(4月1日付でニチメンと日商岩井が合併)の持ち株会社である「ニチメン・日商岩井ホールディングス」の株式約8%を保有する筆頭株主に躍り出たのだ。JPモルガン側は表向き「純投資」と説明しているが、これを額面通りに受け取る市場関係者は皆無に等しい。そもそもニチメンと日商岩井は「負け組連合」の烙印を押され、口さがない向きが「合併自体が産業再生機構送りの身辺整理ではないか」と酷評してきたほどのドロ船である。安い株価が魅力であろうと、自他ともに認める投資のプロが大枚を注ぎ込む銘柄ではない。
ではJPモルガンの狙いは何か。むろん転んでもタダでは起きないプロ集団である。リスクを犯してまで経営権を握ることは考えられず、準大手証券の役員は「ズタズタに生体解剖し、美味しいところだけをパクつく作戦。それを転売すれば大きなリターンが得られる」と読む。一時期まで青い目の独壇場だった不良債権錬金術の“裏返し”だ。外資が牙を研ぐ不敵な錬金術に、またゾロ日本丸が翻弄されそうである。
http://www.nihonjournal.jp/keizai/toku_270.html