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(回答先: 西武鉄道株を高値で大量売却 コクドが虚偽報告発表前 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 17 日 15:53:10)
西武鉄道が、有価証券報告書に大株主の持ち株比率を過少に記載していた問題で、証券取引等監視委員会は、西武鉄道やコクドの関係者が証券取引法違反にあたる行為をしていた可能性があるとして、調査に乗り出す方針を固めた。東京証券取引所が既に上場廃止基準に該当するかどうかの審査手続きに入っており、その行方が注目されるが、刑事責任の有無も今後の焦点となる。
西武鉄道などによると、同社は6月に関東財務局に提出した04年3月期の有価証券報告書に、上位10社の持ち株比率が実際には88.57%だったにもかかわらず、63.68%と記載。上位10社のうちの2社である、筆頭株主コクドについて21.67ポイントも低い43.16%、コクドの子会社プリンスホテルの比率を3.22ポイント低い0.98%と記載した。
西武鉄道は今月13日付で訂正報告書を提出したが、持ち株比率の過少記載が、同社関係者によって意図的に行われたと判断されると、証取法違反(虚偽の有価証券報告書の提出)に問われる可能性がある。
また、コクドは、西武鉄道株の持ち株比率が5%を超えるため、同法で大量保有報告書の提出が義務付けられているが、同様に大量保有報告書にも持ち株数を過少に記載。訂正報告書を13日付で提出したが、コクド関係者が意図的に過少記載していたと判断されると、同法違反(虚偽の大量保有報告書の提出)に問われる。
さらに、コクドは8月17日から9月29日にかけて、西武株約7262万株を、市場を通さず相対(あいたい)取引で売却。上位10社の持ち株比率が80%を超えると東証の上場廃止基準に抵触する可能性があり、その比率を下げるためだったとされるが、13日に問題を公表する前の売却は、同法で禁じたインサイダー取引にあたる可能性もある。【武本光政】
毎日新聞 2004年10月17日 22時54分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041018k0000m040103000c.html