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(回答先: ダイエー:民間支援で再建の方針を確認、機構の査定継続も要請 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 12 日 02:08:23)
経営再建策をめぐって取引銀行と対立している大手スーパー、ダイエーが産業再生機構への支援要請を見送る方針を決めました。これを受けて、再生機構は12日、ダイエー支援からの全面撤退を決定します。
ダイエーは11日の臨時取締役会で、民間主導の再建を続けることで一致。再生機構への支援要請は行わないことを決めました。
これを受けて、再生機構はこれ以上、ダイエー支援に向けた作業を進めても意味がないと判断。12日にダイエー支援からの全面撤退を決めます。
一方、ダイエーの高木社長はUFJなど主力取引銀行に対し、民間主導で再建を進める方針を説明しました。
「信じられないですね。本当にお客さんにそれだけの迷惑をかけて、いいと思っていらっしゃるのかどうか。本当に理解に苦しみますね」(UFJ銀行 沖原隆宗頭取)
しかし、銀行側は強く反発。必要があれば法的な措置も辞さない構えで、ダイエー経営陣と銀行は 再建策をめぐって、依然厳しい対立を続けています。
当初は8月までにまとまるはずだった再建策ですが、これまでダイエーと銀行双方が示していた再建計画では総合スーパーからの撤退、主力銀行による4000億円の債権放棄など大枠では一致していて、唯一の争点は再生機構の活用だけでした。
「民間でできることは民間で、再生機構を活用する考えはない」(ダイエー 高木邦夫社長)
ダイエーが再生機構に反対するのは銀行側への強い反発です。UFJなど主力銀行は不良債権処理を急ぐ必要から、突如「機構ありき」に交渉姿勢を変え、ダイエー側の不信感を呼びました。
一方、銀行側は今回の金融支援が3回目になることを重視、また、再生機構の支援を受ければ、ダイエーへの貸出が不良債権でなくなる会計ルールもあり、不良債権処理に苦しむUFJにとって、機構の活用は死活問題でした。
プレーオフ応援で盛り上がったダイエー店舗ですが、売り上げの低迷と銀行支援打ち切りの可能性など、再生への道のりは逆風一辺倒です。(11日 22:16)