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(回答先: 教会「同性愛は疫病」、ゲイ「教会はナチ」（エル・ムンドより） 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 1 月 09 日 05:08:55)
バルセロナより愛を込めてさん、こんにちは。
井沢元彦さんの書かれたユダヤ・キリスト・イスラム集中講座の中に、
あとがきに変えて-------アメリカの友人からの手紙という部分があります。
この中には、現在のアメリカ中西部地域のキリスト教原理主義者（ファンダメンタルクリスチャン）達に
ついての記述があります。
この地域の大多数の人々が、キリストの救済を信じ、中絶反対、ゲイマリッジに反対の立場をとっています。
この人々がブッシュを支持する基盤を作っている、リパブリカンであると書かれています。
彼等を理解しようと、想像を巡らせてみますと、自分の身の回りにゲイの方が多数存在する
状況を想像しますと確かに気分のいいものではないと感じてしまいます。
つまり、多数派に対して嫌悪感を抱かせ、うまく操る為には、中絶反対、ゲイマリッジに反対
という材料はとても有効なのだと思います。
つまり、その二点をひたすらキャンペーンする事によって、イラク戦争やその他の問題から
人々の目をそらし、今回のブッシュ再選があったのだと思います。
アメリカは中絶が罪になる国であり、ゲイを公言できないことは勿論、宗教の自由を言う事や
まして、クリスチャンではないとなると相手にもしてもらえない閉鎖的な地域が多々存在しているようです。
>教会「同性愛は疫病」、ゲイ「教会はナチ」
人々がゲイの方々に対する時に、彼等は果たして我々の敵なのか、それとも味方であるのか、
教会を支持するべきなのか、ゲイの方々を支持するべきなのか？
クリスチャンであると云う事は、サタンを信じる事であるといいます。
つまり、自分たちの敵を絶えず想定しているわけですね。
悪魔崇拝者（サタニスト）関係の記述に触れますと、小児性愛者や同性愛等の文章に度々出会います。
しかし、現実では平和運動や愛についての理解に関しては、同性愛者の書かれたものに多くの
共感を持ちます。また、クリスチャンの方々よりも無神論者の方が、平和主義者であり
エコロジストであるようです。
>スペイン社会労働者党政権は同性の結婚を認める法律制定を進めていますが、これに対しては相当に反対の圧力が強く、この法律案が国会を通るかどうかはまだ分かりません。そういえばアメリカでも同性愛結婚反対がブッシュを当選させたかなり大きな要因になっているそうで、「アメリカ民主主義」はやはりナチ同様、ということになるのでしょうか。
今のイラク戦争、それ以前のアメリカが行ってきた戦争の数々、過去の大戦、
そして、インディアン対する迫害、殺戮、、
これらは神の名の下に殺戮を繰り返してきたクリスチャン達の歴史なのでしょうか？
ヨーロッパで教会が「同性愛は疫病」と発言する裏には、
人々に新たな恐怖を植え付ける為のキャンペーンのような気がいたします。
失礼いたしました。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。