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神道とカトリックとの関連について:平成天皇はカトリック教徒?
と言っても、今のところ私自身が何かはっきりした論拠を持っているわけでもなく、大いに議論と問題意識をかきたてるきっかけになれば、と思ってこれを投稿します。
ご覧になった方が多いでしょうが、下の方で愛久さんの投稿『戦後史の真相を解き明かした本、「天皇のロザリオ」』、およびそれに対する私と傍らで観る人さんからの一連のレスがあります。
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http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/347.html
戦後史の真相を解き明かした本、「天皇のロザリオ」
投稿者 愛久 日時 2004 年 12 月 30 日 17:16:57
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また日本の支配層の中でのキリスト教人脈に関しては、萬晩報に園田義明氏の手による以下の貴重な資料があります。
2004年02月09日(月) イラク派遣に隠されたキリスト教の世界 園田義明
2004年06月01日(火) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(1)園田義明
2004年06月07日(月) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(2)園田義明
2004年06月17日(木) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(3)園田義明
2004年06月18日(金) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(4)園田義明
2004年06月25日(金) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(5) 園田義明
2004年07月05日(月) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(6) 園田義明
2004年07月14日(水) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(7) 園田義明
2004年07月17日(土) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(8) 園田義明
2004年07月23日(金) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(9) 園田義明
2004年07月31日(土) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(10) 園田義明
2004年08月07日(土) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(11) 園田義明
2004年08月18日(水) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(12) 園田義明
2004年08月29日(日) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(13) 園田義明
2004年09月09日(木) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(14) 園田義明
2004年10月02日(土) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(15) 園田義明
2004年10月11日(月) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(16) 園田義明
2004年10月21日(木) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(17) 園田義明
2004年10月29日(金) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(18) 園田義明
2004年11月17日(水) ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(19) 園田義明
この中の『ビッグ・リンカーたちの宴2−最新日本政界地図(10)』の一節には次のようにあります。
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【前略:引用開始】
■天皇家とカトリック
感受性の強い時期にクエーカーであるバイニング夫人に学ばれた現在の天皇陛下に対して、皇后陛下美智子さまと皇太子妃雅子さまも第三世代キリスト教人脈と関わっている。皇后陛下美智子さまの生家である正田家がカトリックであることはよく知られているが、皇后陛下美智子さまを天皇家に迎え入れたのも第二世代キリスト教人脈の「新渡戸派=クエーカー派」であった。この流れは皇太子妃雅子さまにも受け継がれている。
1934年10月20日に誕生された皇后陛下美智子さまは、本郷の大和郷幼稚園、四谷の「雙葉学園幼稚園」を経て、1941年に「雙葉学園雙葉小学校」に入学された。太平洋戦争の戦火が激しくなったため、44年以降には神奈川、群馬、長野と転校を繰り返され、47年1月に「雙葉学園雙葉小学校」に戻られた。47年4月に港区の「聖心女子学院中等科」にご入学、「聖心女子学院高等科」を経て、53年4月には渋谷区の聖心女子大学文学部外国語外国文学科に進まれ、57年3月に同大を卒業された。
皇太子妃雅子さまは1963年12月9日に誕生された。外交官の父、小和田恒の仕事柄、1歳半の時のモスクワを振り出しに、ニューヨークと世界の大都市に在住された。71年年春に帰国し、新宿区立富久小学校などを経て「田園調布雙葉学園小学校3年」に編入学、そして、「田園調布雙葉学園中学校」、「田園調布雙葉学園高校」へと進まれた。高校1年の時、父親がハーバード大学に国際法の客員教授として招かれたのに伴い、再び渡米、ボストン郊外のベルモントハイスクールに通われた。そして、81年9月にハーバード大学に入学、国際経済学を専攻され、85年に同大学を卒業し帰国、86年4月に外交官を志し、東大法学部に学士入学するものの、同年10月には外交官試験に合格されたことから、翌87年4月に東大を中退して外務省に入省された。
気付かれた方も多いと思うが、皇后陛下美智子さまと皇太子妃雅子さまは共に「雙葉学園」で学ばれている。雙葉学園は「幼きイエス会」というカトリックの修道会が母体となって設立した学校で、キリスト教的な全人教育を徹底している。現在、東京の四谷と田園調布以外に、横浜、静岡、福岡の5校があり、お互い姉妹校となっている。
雙葉学園は聖心や白百合、上智などの大学に推薦枠を持っており、皇后陛下美智子さまも緒方貞子と同じカトリック系の聖心女子大学を卒業されている。そして、皇太子妃雅子さまが学ばれた田園調布雙葉学園の理事には山本正の兄、山本襄治の名前がある。
皇后陛下美智子さまと皇太子妃雅子さまは、第三世代キリスト教人脈の中心人物である緒方貞子、山本譲治・正兄弟のカトリック人脈と密接に結び付いているのである。
そしてこのカトリックの総本山であるバチカンは、米国主導のイラク戦争に一貫して反対した。
今年4月13日、天皇陛下はイラク戦争を主導したチェイ二ー副大統領と皇居・宮殿で会見されている。この会見こそが、現在の天皇家の「キャリアや人格を否定する」ものであったような気がしてならない。
【後略:引用終わり】
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この中にある雙葉学園は、愛久さんの投稿への私のレスでも申しましたが、イエズス会系の学校であり、美智子皇后の母校である聖心女子学院を経営する聖心会はイエズス会によって実質動かされている会派です。美智子皇后の実家正田家がカトリック教徒であることは明らかですが、雅子妃の実家小和田家に関してはよくわかりません。
これに関連して、戦争放棄をうたった憲法第9条に関して
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http://www.asyura2.com/0411/war65/msg/548.html
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 1 月 01 日 23:00:37
戦力放棄9条の発想「老いては子に従え」皇太子家庭教師の平和主義
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平成天皇がカトリック信徒であるとしたら、日本中の主だった神社の境内に十字架が立つ日も遠からずやってくるかもしれませんね。私が以前よく散歩した京都下賀茂神社の森にクルスに貼り付けにされたキリスト像が立つなど想像したくもありませんが。
日本の支配層と皇室がキリスト教(特にカトリック)に傾いていったのは、江戸時代の平田篤胤による神道の一神教化(と言ったら言い過ぎかも知れませんが少なくともキリスト教的な発想を取り入れているらしい)、および明治期に始まった「日ユ同祖論」以来の、ある意味では必然的な流れかもしれません。
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【参照】
http://www.nihoniyasaka.co.jp/ronko/ronko34.html
中矢伸一論稿集
世相を斬る(第20回) 日本発、「一神教的神道アニミズム」が世界を変える
http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/D/Kacho7.htm
松尾光太郎の海馬之玄関
一神教的な朝日新聞の靖国参拝批判社説の批判について
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ただ純然たるカトリック世界と思われているスペインに在住する私としましては、特に地中海に面するバルセロナに住んでいるせいでしょうか、こちらの文化が「純然たる一神教」と言って良いかどうか、多少首をかしげる面もあります。カトリックでは聖母マリアに対する信仰が非常にあついのですが、このマリア信仰とでもいうべき傾向は、そもそもが地中海世界に共通の大地母神信仰に根ざしている、といわれます。またカタルーニャや南フランスあたりの祭りにはよく悪魔や動物の格好をして踊る姿が見られますが、民衆はむしろ神よりもこの悪魔たちにより親しみを感じているような気すらします。これはキリスト教以前の地中海沿岸の神々の変わり果てた姿なのでしょうか。ちょうど奈良・平安朝廷が日本列島の被征服民とその神々を鬼と見なしたように。
同様のことは恐らくドイツや北欧にも見られるのではないか、と思いますが、カトリックは昔から実に上手に「多神教世界」を取り込んできたようです。逆にプロテスタントの方が不寛容で、以前私は瀬田の観音様の御開帳の際に石山寺の山門の正面でプロテスタント信徒と思われる中年の男性がハンドマイク片手に仏教をクソミソにけなしているのを見て、ムカッときた覚えがあります。カトリックならこのようなことは決してしないでしょう。むしろ「観音信仰はマリア崇敬と通じるところがある」とか「大日如来への信仰は実はデウスへの信仰につながる」などという論理を使って取り込みかねません。
私個人としては一神教化された神道などには極めて違和感を覚えます。どうせなら、キリスト教こそ神道化(平田神道以前の)されるべきでしょう。一神教を母胎とした西ヨーロッパ文明は、一つの価値基準を洗練させて深化させながらそれを世界に広めました。そしてアメリカは雑多な移民文化を「科学と政治・経済的パワー」というよりパワフルな価値観でくくって繁栄してきました。しかし現在ヨーロッパではその一神教的価値観から離れようとする人々もまた増えてきているように思います。
オプス・デイなどのカトリック勢力が盛んに世俗主義に対する攻撃を始めているのですが、ひょっとすると一神教的価値観が崩れていくことに対する危機感もあるのかもしれません。同じ一神教であるイスラムに対してならむしろコントロールできる面があるでしょうが、「多神教的世界観」(私はこの言葉はきらいなのですが他に表現が見つかりませんので)となると手に負えないでしょうから。
現在、バルセロナには中国人の優秀な医者が何人かいます。何せ、単純な腹痛や発熱ならともかく、慢性的な肩こりからリウマチ、アレルギーなどの症状には、西洋医学はなす術を持ちません。人々はあきらめ顔で効くはずも無い薬を飲んでいるのですが、針、指圧、薬草治療をベースにして西欧医学の利点も取り入れる優れた現代中国医学に触れた人たちは、それこそ崇拝者のようになってしまいます。その中国人の医者の話によると、ドイツなどでは中国医療はもっと浸透している、と言います。
ものごとを基本要素に分解したうえで矛盾の無い合理的な原理を使って統合する、という伝統的なヨーロッパ科学の方法論からは、耳の横や手足の指に針を刺して内臓を治療する、などといった発想は到底出てこないでしょう。そこには「変化しながら生きて働く全体」から出発して、実践の中で部分の機能を定義していく、という一神教から出た西欧科学とは全く異なる哲学と方法論が、無言のうちに示されているように思います。このようなアジアの発想こそが世界を救いうると私は考えています。
日本からでは宮崎駿のアニメが語る古神道的世界観が評判になっていることはご存知でしょうが、ただアニメ作家の孤軍奮闘といった感じで、日本人はこのような努力を余りにもしなさすぎではないか、と思うときがあります。
萬晩報通信員の園田義明氏は『ラスト・リゾートをめぐるふたつの戦い』という記事を次のような文章で締めくくっています。
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http://www.yorozubp.com/0412/041201.htm
日本に残る人々にはもうひとつの戦いが待っている。伝道者としての宮崎駿がアニメを通じて世界に広めた神道や縄文の思想が、今再び偏狭な小泉国家神道によって壊されようとしている。根源としてのラスト・リゾートになりえるこの「太古からの宝物」を救い出し、宗教・民族を越えて存在する内なる神道を呼び起こしながら、共生への道を切り拓かなければならない。
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こんなときに天皇家がカトリックに支配されている可能性が高い、それもこともあろうにあのオプス・デイと関係があるかもしれない、などとという情報に接すると、暗澹たる気持ちになってしまいます。