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12/11 00:05 環境と民主主義は不可分 マータイさんにノーベル賞 アフリカ女
【オスロ10日共同】ノーベル平和賞の授賞式が十日、ノルウェ
ーのオスロ市庁舎で行われ、ケニア前政権の圧政に立ち向かい、植
林活動を通じてアフリカの女性の地位向上に努力してきたケニアの
環境活動家ワンガリ・マータイさん(64)にメダルと賞金一千万
クローナ(約一億五千五百万円)が贈られた。アフリカ女性がノー
ベル平和賞を受賞したのは初めて。
マータイさんは受賞演説で「持続可能な開発、民主主義、平和が
不可分だと気づく時だ」と、新しい平和観への発想の転換を訴えた
。
ノルウェーのノーベル賞委員会は今年、一九〇一年の創設以来初
めて、平和賞の対象を環境分野などにも拡大、歴史的な節目を迎え
た。
マータイさんは、森林伐採の防止と貧しいアフリカの女性の地位
向上を目的に、七七年に非政府組織(NGO)「グリーンベルト運
動」を設立。三千万本を超える植林活動への参加で、女性が経済的
、社会的な力を得たと強調した。
さらに、運動を通じて力づけられたケニアの人々が民主的権利を
求める行動を始め「木が平和と紛争解決、民主化闘争の象徴になっ
た」ことを紹介。「統治システムが貧弱な国では環境保護の法律も
貧弱なことが多い」と指摘した上で、同じノーベル平和賞受賞者で
あるミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん
の軟禁解除を求めた。
また、アフリカの問題の多くは自分たちの手で解決しなければな
らないと強調。紛争や貧困の減少、生活の向上、民主的統治、人権
擁護、環境保護に「ともに努力しよう」とアフリカの人々に呼び掛
けた。
平和賞以外の文学賞など五賞の授賞式は十日、ストックホルムで
開催。開かれた。
20041211 0056
[2004-12-11-00:05]
12/10 23:57 「アフリカ女性の誇り」 「母」の演説に歓喜と拍手
【オスロ10日共同】「アフリカよ、勇気を持とう」―。貧困や
エイズなど深刻な問題を抱えるアフリカに壇上から呼び掛けるケニ
アの環境活動家ワンガリ・マータイさん(64)。十日、ノーベル
平和賞授与の瞬間、オスロ市庁舎内の式典会場は、総立ちとなった
約千人の参列者の歓喜と拍手の渦に包まれた。
アフリカ女性初の栄誉。オレンジ色の伝統衣装に身を包んだマー
タイさんは、受賞メダルを誇らしげに示しながら、深々と感謝のお
じぎを繰り返した。ケニアから駆け付けた女性(50)は「誇りに
思う」と興奮した様子。感動で涙ぐむ女性も。
ノーベル賞委員会のミエス委員長が「携帯電話に平和賞に決定し
たことを連絡したらマータイさんは大喜びし、公式発表の二十分も
前に世界にニュースが流れてしまった」と裏話を明かし、会場は笑
いに包まれた。
マータイさんは受賞演説で干上がってしまった故郷の川を例に挙
げ「子供たちのためにオタマジャクシの家を取り戻したい」との夢
を語った。三人の子供を育て上げた母親らしい演説に、ノルウェー
のハラルド五世国王やボンデビック首相ら式典出席者からは、再び
大きな拍手と歓声がわき起こった。
20041210 2356
[2004-12-10-23:57]