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(回答先: イスラエル軍、戦車100両でガザに大規模侵攻 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 01 日 18:15:18)
【エルサレム=佐藤秀憲】イスラエル軍は1日、戦車約100両や武装ヘリによる大規模部隊をガザ地区北部に投入、イスラム原理主義組織ハマスの鎮圧に向けた軍事作戦を開始した。イスラエル軍はハマスのロケット弾攻撃が続く限り、軍事作戦を継続する方針で、作戦は長期化する見通しだ。
同国政府はこれに先だって、9月30日の治安閣議で軍事作戦を承認した。軍は1日早朝、ハマスの主要拠点であるガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプとベイトハヌーン、ベイトラヒヤに侵攻。武装ヘリによるミサイル攻撃などでハマス活動家2人を含む5人のパレスチナ人が死亡した。
今回の侵攻前には、ガザ地区内からハマスによるロケット弾攻撃が激化していた。同国軍はすでに2個旅団で軍事作戦を展開中だが、部隊の規模は今後、2個大隊にまで拡大される予定。
AP通信によると、同キャンプでは、多数の武装パレスチナ人が同国軍の攻撃に備え、陣地作りを急ぐなど徹底構成の構えだ。
イスラエル軍は今回の作戦でロケット弾の製造工場を破壊し、攻撃能力をそぐとともに、イスラエル本土とガザ地区の間に「緩衝地帯」を設け、ロケット弾の国内への到達を困難にすることを目指す。ハマス活動家の「暗殺作戦」も引き続き行う。
イスラエルのシャロン首相は2005年中に、ガザ地区のユダヤ人入植地全廃を計画している。入植地撤去を前に、首相はハマスの弱体化を急ぎたい意向と見られる。
(2004/10/1/20:41 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041001i112.htm