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(回答先: Re: 【両江道大爆発】両江道・金亨稷郡は?【朝鮮日報】 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 9 月 12 日 15:10:50)
【両江道大爆発】核実験か、単純事故か 記事入力 : 2004/09/12 14:16
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/12/20040912000013.html
北朝鮮・両江(ヤンガン)道・金亨稷(キムヒョンジク)郡で今月9日、大規模な爆発があったことが確認されたことから、この爆発が最近「兆候」としてだけ伝えられた核実験なのか、単純な事故なのか、観測が分かれている。
これまで伝えられたことは、北朝鮮の建国記念日である9日、中国国境と近い金亨稷郡で莫大な規模の爆発が発生、直径3.5キロのきのこ雲が観測されたということだ。
これに対し、韓国の外交消息筋は「今回の爆発が意図的な核実験なのか、事故かは不明」としながらも、「単純な爆発ではない模様」と説明した。
今回の爆発が核実験である可能性があると推測するのは、ここ数週間、米国メディアが人工衛星写真など諜報を根拠に、北朝鮮が近く核実験を断行するだろうという観測を相次いで報じていたためだ。
しかし、9日、爆発が発生した場所がこれまで核施設論議で取り上げられたことのないところであることから、きのこ雲だけでは核実験と断定することは難しいという指摘もある。
ニューヨークタイムズ紙のインターネット版が12日に報じたところによると、最近、米情報機関がブッシュ大統領に「北朝鮮が初の核兵器実験を準備しており、これを裏付ける動きを捉えた」と報告した。
この情報報告に表れた北朝鮮の核実験の兆候は「決定的なもの」ではないものの、「暫定的に懸念される」程度だった。
「北朝鮮の動き」は米情報機関が昨年、核実験を行う可能性があると指摘した地域を含め、核実験場所と疑われる数か所で「物体の不審な移動」がキャッチされたという内容だった。
また、今回の事故を核実験の可能性と見る理由は、タイミングよく北朝鮮が米国との6か国協議を拒否するという意思を相次いで表明したことや、最近再び核抑制力を言及しているという点だ。
しかし、このような状況が直ちに北朝鮮の核実験断行へとつながることはないだろうという観測も多い。
かえって、北朝鮮がある種の核関連の動きを企てることで、6か国協議など米国との交渉で優位を占めようとしているという観測もある。周辺国、特に、米国の「好奇心」を刺激するための行動だというのだ。
北朝鮮の核プログラムは多目的ではあったものの、過去10年間、米国を交渉テーブルへと引っ張り出す最も重要な「政治外交的武器」だった。
一部の軍事消息筋は1980年代後半、寧辺(ヨンビョン)の核施設を地上に建設した時も、施設に屋根を設置せず、わざと米国の人工衛星を誘引しており、北朝鮮と米国が1988年末、中国北京で参事官級の接触を行ったのは、このような北朝鮮の作戦が効果を発したためと分析している。
また、北朝鮮が狭い土地で放射能被害や落下塵などの被害を甘受してまで、地上での核実験を行っただろうかという点も、今回の爆発を核実験と断定できない理由となっている。
チョソン・ドットコム