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松下政経塾をバックに政経維新塾と名乗る翼賛団体が、敗戦の日に大々的に発足のキャンペーンと共に姿を現し、視聴者を集めようと宣伝しているが、この裏にはネオコンと結ぶシオニズムの世界制覇戦略があり、その立役者にはマードックが控えている。その窓口はサンケイグループと日本財団のフロントの東京財団だが、クーデタを狙う日本の反動勢力の動きに関しては、既に「TOKYO CONFIDENTIAL 110番」の第14回に記事があり、「財界にっぽん」五月号の記事は核心を突いた大スクープだ。「ルパート・マードックを裏方にした翼賛メディアの旗揚げ」と題した記事を読めば、日本の右派勢力と断末魔の自民党の悪足掻きが、如何に売国行為を企んでいるかが良く分る。
<引用開始>
乗っ取り屋として悪名が轟くルパート・マードックが、日本に登場して乗っ取り劇を演じて大騒ぎになったのは、ソフトバンクの孫正義と組んでテレ朝株を買収し、朝日新聞に買い取らせた「テレ朝事件」の時である。その後このメディア帝王はテレ朝の代わりに、BS(放送衛星)の支配に目標を変更して、ソフトバンクの他にソニーとフジテレビを加え、スカイパーフェクト(スカパー)TVを発足させることで、日本のメディアを支配するための布陣を敷いたが、次の獲物は経営難の毎日新聞とTBSだと噂されている。
英国最大のタブロイド紙「サン」を買収した後で、米国の民主派の「ニューヨーク・ポスト」を入手したマードックは、一年でこの新聞をタカ派の大衆紙に作り変え、次に二十世紀フォックス映画会社を買うと、フォックスTVの所有者としてアメリカ国籍を取り、メディアの帝王として世界に君臨している。また、イラク侵略を賛美する宣伝番組を積極的に流すことで、フォックスTVは米国の戦争熱を盛り上げたが、その背景にはマードックの母方がユダヤ系であることから、ネオコン路線と同じ政治思想の影響があるという。
マードック路線に近い日本のメディアの代表は、体制に近い読売新聞とサンケイ新聞だが、そこには政府委員になって嬉しい新聞人を始め、御用文化人や売文学者が群をなして集まり、権力におもねた「サクラ役」の発言で賑やかだ。特に自衛隊のイラク派兵が実現したチャンスを生かし、戦地で自衛隊員が活躍する姿を宣伝して、国威発揚と軍事路線を賛美する機運を盛り上げるために、タカ派のテレビ放送の旗揚げが推進されている。
マードックが裏に控えたスカパーTVを利用して、軍国主義を謳歌する愛国テレビ放送を行うのが、名が体を表す「桜テレビ」だとは傑作であり、「サクラ番組」専門局の資本金三億円はほぼ集まったという。タカ派言論人で「痴性」を蔓延させて名を売った、渡部昇一上智大名誉教授が発起人代表で、顔ぶれは旧守派日本人のオンパレードであり、翼賛メディアを後援するのは政府と財界だが、真のスポンサーは陰に隠れ姿を見せていない。
参謀役は「読売」「サンケイ」「電通」「日本財団」が担当し、実行部隊として表面に出て動く組織としては、日本財団のフロントの東京財団人脈が当るらしい。40億円の予算の九割が日本財団の絡みの「東京財団」は、買弁的な人脈と結ぶ実に胡散臭い組織だが、会長の日下公人は破綻した日長銀の元幹部で、財務大臣になるまでの竹中平蔵が理事長だったし、調整役の岡崎久彦は日本の国益を損なっても、アメリカの利益のために尽くした外交官として、ワシントンの忠僕だったことで知られている。
そういえば、8兆円の血税を注入した日本長期信用銀行が破綻し、僅か100(ママ、実際は僅か10億円だぞ)億円で禿鷹ファンドのリップルウッドに売り払われ、巨額の税金が雲散霧消した事件があった。
それに連なった顔ぶれが世論工作に励む背後に、乗っ取り屋のマードックが控えているなら、日本がハリウッド化するのは時間の問題だし、涙して靖国の母や妻を讃える日は遠くない。<引用終了>
油断していると買弁的な右派勢力と松下政経塾のOBの手引きで、日本は國際マフィアに乗っ取られてしまいかねないのに、それに気づいている日本人は至って少ないのである。