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秋田ピースマガジンで報告された８月８日の派兵反対行動を転送します。
警察がとんでもない暴行を行っています。
＠秋田ピースマガジンＮＯ289「青森駐屯地にデモしました！」2004、8、8
＠本日青森駐屯地での隊旗授与式、派兵に反対して、デモと請願行動をやり抜きまし
た！
弘前大、東北大、山形大学の学生と、百万人署名運動青森連絡会の主催した、青森駐
屯地への派兵反対行動に、青森、宮城、山形、福島、新潟、そして秋田から学生、労
働者、市民約５０名が参加しました。チラシを見て駆けつけたおじいさんもいらっ
しゃいました。
まず午前１０時から北金沢公園で集会を行い、青森駐屯地へのデモを行いました。
「自衛隊はイラクへ行くな！」「一緒に反対しよう！」という呼びかけに、非常に暑
かったですが、たくさんの青森市民がデモに手を振ってくれました。青森駐屯地の正
門には、「任務達成、安全を祈る」といった内容の大横断幕が張られ、警察官が整列
していました。自衛官に手を振って「イラクに行かないで下さい！」と訴えると、自
衛官は困った顔をして、目をそらしました。
＠派兵翼賛の右翼も登場
いったんそばの講演で休憩して、１時１５分から始まる隊旗授与式にあわせて青森駐
屯地前に全員で移動しました。すると、基地の前には大きな日の丸と黄色い旗を持っ
た右翼が陣取っていました。私たちは反対側の駐屯地正門に行って、請願と全国から
寄せられた百万人署名運動の１万筆以上の署名を提出しようとしました。
自衛隊の広報の人が、「正門でなく、裏門で受け取りたい」などと言い始めて、討論
をしていると、なんと急に警察が私たちを正門前から暴力的に排除し始めました。
自衛隊と交渉している最中だったのに、隊列を組んだ警察官が「ちょっと下がって下
さい」などといいながらものすごい力で押してきて、参加者が転んだり、うちわがび
りびりにされてひどい状態になってしまいました。みんな汗だくになって一生懸命抗
議しました。正当な請願の最中に警察が割り込んで自衛隊から私たちを引きはがすな
んて信じられませんでした。
それでも私たちはあきらめずに「自衛隊員はイラクへ行くな！」とシュプレヒコール
を１時間ぐらい続けました。そうすると自衛隊の感謝の中から、何人かの自衛官が興
味深げに窓から身を乗り出してみていました。
見るに見かねた自衛隊の広報の方が、「わかりました。では代表者だけ正門に来てく
れれば請願を受け付けます」とこちらまで来ていってくれました。
それで代表者が行こうとしたら、また警察部隊が体当たりして妨害してきて本当に
びっくりしました。そばにいた別の警察官もおどろいて、おろおろしていました。何
とか正門前に行くと、また正門前の警察官が、壁を作って自衛官とあわせないように
して、また抗議して、やっと請願ができました。
＠第９師団は小泉首相宛の請願と署名を受け取る！！
学生の各団体、青森、福島、そして平和を願う秋田の会として、請願を行いました。
秋田からは、群長にされている松村さんは秋田駐屯地のホームページで「県民の信
頼」を強調していた人で、先の１１４０筆の署名提出の時も、秋田駐屯地の人は、派
兵の理由が「命令だから」と消極的参加である回答をしていることからしても、派兵
命令を撤回してほし
いと訴えました。
第９師団の広報の方はじっと訴えを聞いてくれました。さらに百万人署名の派兵中止
署名を段ボールいっぱいの１万筆以上を受け取ってほしいと頼みました。署名の宛先
は小泉首相と石破長官になっていたのですが、「隊旗授与式で石破長官が来ているだ
ろう」というと、かなり長く検討したのち、受け取ってくれました。
また、青森の人の請願書には、小泉首相も宛先に書いていたのですが、これも受け
取ってくれました。これで第９師団で受け取らなかったのは秋田だけだということに
なってしまいました。やはりたくさんで行くと、受け取ってもらえるのかなと思いま
した。
＠再び警察が強制排除の暴行！
それが終わると、再び警察が隊列を組んで、私たちを強制排除してきました。とても
暑いのに、延々と「下がって下さい！」などといいながら１００メートル以上おされ
て、「どこまで下げるんだ？」ときいても押している警察官も「わからない」などと
あまりにデタラメでした。右翼はうれしそうに「帰れ！」とがなったり妨害音を出し
ていました。すると、右翼が日の丸を持って基地の中に入っていくのが見えました。
警察は「歩道にいるのは違法だから」といって排除しておきながら、ずっと歩道にい
た右翼にはずっと何もしないどころか、右翼を中に入れるために、私たちを排除した
ようなのです。そのことを警察に問いただしても警察官たちは急に顔を曇らせるばか
りでした。後ろめたかったのです。
＠自衛隊はイラクへ行くな！撤退しろ！の声を上げ続けよう！
結局自衛隊は７時に青森空港から飛び立ってしまいました。しかし、青森の街には派
兵反対のシュプレヒコールがひびき、まったく派兵翼賛ムードにはなりませんでし
た。自衛隊は私たちの請願を聞き、警察はこれを暴力的に引きはがそうとしました
が、結局はできませんでした。たくさんの記者やテレビカメラが、反対行動を取材さ
れていましたが、見たところまったく報道していません。
次は１５日、２２日にも派兵が行われます。いつ事件が起こるかもしれません。教育
基本法の改悪、憲法改悪の道を許さず、平和への声を上げ続けましょう！
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/14325
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。