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(回答先: Re: 多国籍軍参加:[コイズミ軍]に論理は無用か? 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2004 年 6 月 19 日 00:11:39)
戦争とはこういう物さん
怒りのコメントいつも興味深く読ませていただいています。
とくに細田官房長官が多国籍軍派兵について、「イラク暫定政権との間で(自衛隊の活動に関する)新協定を結ぼうとすると交渉に何か月もかかる。イラクに残って活動する権限が失われる」といったコメントに注意を喚起されたところ、非常に重要だと感じました。
ただ自衛隊の多国籍軍参加は、小泉の個人的意志と言うよりも、日本帝国主義の不可欠の選択肢なのではないかと感じています。日本の経済界は、アメリカのポチなどとは言ってられない大競争の中にさらされています。しかし、軍事問題でアメリカと対抗することも容易でない状況にあることも明らかです。
日本においては保守勢力が親米派と反米派に分かれている(現在は保守の大半が親米派になっているのは現実路線として当面は日米同盟強化の方が日本帝国主義の利益になるから)というのも、日本のおかれている複雑な状況に起因していると考えられます。
当面日米同盟を徹底強化して、朝鮮戦争や憲法改悪まで、徹底的に軍事大国化まで突っ走るというのは、小泉だろうが民主党だろうが同じ方向だと思います。
だいたい日本は、戦前の日英同盟もそうですが、強い帝国主義と同盟をくんでいるうちが花で、世界戦争の時代の最大の攪乱要因になる定めを持っていると思います。小泉時代というのはまだまだ波乱の前夜です。
そのときに日本の労働者階級が何が出来るかが、歴史を変えるのかも知れません。