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(回答先: 日刊ゲンダイ6/12 (Dailymail Business) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 6 月 13 日 16:28:23)
─ Today's Top News ────────────────────────────
■ 世界に恥をさらしているこの国の首相
■ 仏独ロ指導者の冷静な対応に比べて余りに卑屈な
■ 小泉日本国首相のブッシュ米大統領への屈従
■ なぜそこまで米国のいいなりになるのか
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自衛隊は多国籍軍に参加、仏独ロが消極的なイラク債務削減を
日本は債権放棄、中東支援金の1割を拠出と、何から何までブッシュの
戦争後始末に隷従している小泉独裁首相の独走をこのまま黙っていて、
この国は国民主権の民主主義国なのかという巷の怒りの声
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8日(現地時間)から始まった「シーアイランド・サミット」が、きょう(11日)
未明、3日間の日程を終えて閉幕した。
ぶざまだったのが、小泉首相のブッシュ大統領に対する卑屈な態度だ。
サミット初日に行われた日米首脳会談。米国が安保理に提出した「イラク国連新決
議」の採択について、得意顔でこう言い放った。
「これは米国の大義の勝利だ!」
イラク国内は、連日の反米テロで今月末の主権移譲が危ぶまれるほど混乱している。
それなのに、ブッシュ大統領のイラク政策を絶賛するなんて、よくも言えたもの。さ
らに「ぶれない大統領に敬意を表する」と歯の浮くおべんちゃらを連発してみせた。
「本来、小泉首相の役割は、暴走するブッシュ大統領をいさめ、国際協調路線に引き
戻すことだったはず。ところが、3日間、ヨイショに終始です。大統領を喜ばせるた
めに『自衛隊をイラクの多国籍軍に参加させる』と日本国民よりも先に伝え、米国が
求めている『イラク債務の大幅削減』に真っ先に賛同するなど、まるで腰ぎんちゃく。
ブッシュ大統領から『小泉首相と会うたび建設的な話し合いができる』とおほめの言
葉をもらって喜んでいる姿に、さすがに米マスコミもあきれていた」(現地ジャーナ
リスト)
ブッシュ大統領は、小泉首相のことを陰では「サージェント(軍曹)」と呼んでバ
カにしている。これが、日本のトップなんて本当に情けない。
▼ ブッシュと距離をおく仏独ロの指導者たち ▼
サミットに参加した仏独ロの指導者は、小泉首相とはまったく違う。ブッシュ大統
領に言うべきことを言い、毅然とした態度を貫いた。
「イラク国連新決議」には賛成したが、3カ国とも米国が主導する多国籍軍には参加
しない。しかも、米国に3度も原案を“修正”させたうえでのことだ。
米国が求めた「イラク債務」の削減もハネつけた。
ブッシュ大統領は各国が7〜9割の大幅削減で協調すべきと説いたが「削減は5割
までだ」と拒否。米国に追随して7割の削減を打ち出した日本とは大違いだ。結局
「議長総括」には具体的な削減率は書き込まれなかった。
「仏独ロの首脳は、国益第一です。ブッシュ大統領と距離を置いた方が得策だと考え
ている。米国とベッタリだと、スペインのように、国内テロを誘発する恐れだってあ
る。ブッシュが勝手に始めたイラク戦争の後始末など、真っ平ゴメンがホンネです」
(駒沢女子大教授・渡辺光一氏=国際政治)
「仏独ロの首脳は『ブッシュは11月の大統領選で再選されない』と見ている」とい
う外交評論家の山岡清二氏はこう言う。
「いま、ブッシュ大統領に恩を売っても、得にならないと冷静に計算しているのです。
それどころか、ケリーが就任した時、新政権とギクシャクしかねない。ブッシュ大統
領にひたすら従っていれば安泰と考えている小泉首相とは、発想が百八十度違う。そ
れより何より『ブッシュみたいな男とつるんでいたらロクなことはない』という気持
ちでしょう」
サミット参加国は、卑屈な小泉首相のことをセセラ笑っていたに違いない。
▼ 人気急落の大統領に肩入れする小泉の異常 ▼
主要国の指導者の中で、卑屈なくらいにゴマをすってブッシュに隷従しているのは
小泉くらいだ。
「ジュンイチローとの昼食会を本当に楽しみにしていた」なんてミエミエの社交辞令
にも、欣喜雀躍だから度し難い。
そもそもブッシュは世界の知識人からバカにされる存在だ。
迷言、失言は数知れず。先月末は、虐待で大問題になった刑務所「アブグレイブ」
を演説中に一度もマトモに言えなかった。「アブガロン」「アブガラー」と繰り返し、
参加者の失笑を誘っている。ホワイトハウスの訪問客にフセイン愛用銃を“戦利品”
のごとく見せびらかしてヒンシュクも買った。唯一の超大国のトップにふさわしいか
どうか、適格性が疑われて当然だろう。
さすがの米国民も、こんな大統領にヘキエキし始めている。
「最新の世論調査では、ブッシュ大統領の支持率は、再選の目安とされる50%を割
り込んでいます。この時期に支持率が40%台だった大統領は、パパ・ブッシュ、カー
ターなど、みんな再選に失敗している。ブッシュも再選はかなり厳しい」(在米ジャー
ナリスト)
それでも小泉はブッシュへの肩入れをやめないのだから、ほっておくと日本は大変
なことになる。
ブッシュの言いなりでイラクの多国籍軍に自衛隊を参加させるだけじゃ終わらない。
日本全土は米軍の基地になり、世界のどこであろうともブッシュがやる戦争に駆り出
される。ブッシュのためならエンヤーコラだ。
「小泉首相のやり方は度が過ぎています。“人気があるから何をやっても許される”
と思い上がっているのでしょう。日米首脳会談で約束した多国籍軍参加など、日本の
防衛政策だけでなく、憲法にも抵触する疑いがある。そんな重大問題を国民への説明
ナシで、一人で勝手に決めてしまった。これは独裁者の振る舞いです。国民主権の民
主主義国では許されることではありません」(政治評論家・山口朝雄氏)
それでも独裁首相の独走を許すつもりなら、この国に民主主義などイラナイという
ことだ。