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(回答先: 「日刊ゲンダイ6/12小泉レイプ訴訟」は「巷の怒りの声」の具体例 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 6 月 13 日 14:59:18)
■ 「ネットには“小泉レイプ裁判”の字が躍っている」
■ 国会でも問題になった 首相の「過去」を取り上げた損害賠償訴訟の中身
▼ 官邸は「私人の問題」で逃げているが… ▼
まさに前代未聞ではないか。きのう(10日)の参院有事法制特別委で、質問に立
った民主党の斎藤勁氏が「インターネットでは、“小泉レイプ裁判”という文字が躍
っている」と切り出した。
小泉首相が過去にレイプ事件を犯したとする疑惑を取り上げた損害賠償裁判につい
て言及したのだ。
斎藤氏は「一国のリーダーが損害賠償請求されたら、ただちに国民に事情を説明す
るのが官邸のありようではないか」と迫ったが、山崎正昭官房副長官は「訴訟につい
ては、総理が個人で対応している。私人同士の訴訟について官邸はコメントする立場
にない」と答弁。「名誉棄損で訴えるつもりはないのか」とたたみかけられたが、
「何度お聞きになっても私人同士の問題」で逃げてしまった。
問題の裁判は今年3月、都内の男性が東京地裁に起こしたもの。訴状は、マスコミ
報道を論拠に首相の“レイプ疑惑”を指摘。「首相の地位にありながら(中略)日本
国民である原告に、計りがたい屈辱と苦悩を与えた」(訴状)とし、精神的損害への
慰謝料に100万円を請求している。
裁判は5月に初口頭弁論が開かれ、来週15日には第2回弁論が行われる予定だ。
批判理由が妥当かどうかは別にしても、一国の首相のレイプ疑惑を理由とした損害賠
償請求は異例中の異例だ。
質問した斎藤氏が言う。
「裁判で事実に反する疑惑を指摘されたら、速やかに対応すべきですよ。それなのに
国会で指摘するまで、提訴の事実すら明かさないのは、国民に疑念を与えるだけです。
首相は靖国参拝問題では『公人も私人もない』と言い切ってきた。今回の訴訟で、公
私を使い分ければ、“都合が悪いから”と国民の疑念を深めかねない。探られてマズ
いハラがないのなら、首相は自ら進んで“火の粉”を払うべきです」
折から、小泉首相はサミット出張中。民主党は週明けに行われる有事関連7法案の
総括審議で首相本人に直接問いただすとしている。
会期末の国会の火種となるか。