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モロッコ、米と軍事協約(エル・ムンドより):大中東構想に一歩
6月4日付エル・ムンド紙(電子版)より。
『モロッコ、米国の同盟国としてペンタゴンと軍事協約を結ぶだろう』
(ラバト)
モロッコは米国大統領ブッシュにNATO諸国以外での米国の重要な同盟国の一つとして認められた。この北アフリカの国はペンタゴンと軍事的な協約を結ぶことができるだろう。
ワシントンによるとブッシュは、「両国を結びつける緊密な関係を認識し、モハメド6世の役割として、アラブ世界の妄想家によって引き起こされるテロとの戦いにモロッコが協力していることに感謝する」という決定をした。
モロッコ政府当局によると、NATO以外での重要な同盟国としての地位により、モロッコはペンタゴンが行なういくつかの軍事研究や発展計画で軍事協約を結ぶことができる。モロッコ外相モハメド・ベナイッサがエル・ムンド紙に「様々な分野で米国とモロッコを結びつける戦略的な関係」の決定を褒め称えて強調した。スペイン政府筋はこのモロッコの政策についてのコメントを避けた。
この新たな状態で、モロッコは、パキスタンやクゥエートと共に、ワシントンによって選ばれたグループに入った。
NATO以外の主要な同盟国としては、イスラエル、日本、エジプト、ヨルダン、オーストラリア、アルゼンチン、ニュージーランド、フィリピン、韓国、タイ、およびクゥエートとパキスタンがあり、それらは米軍の作戦に対する協力者として認知された。
それらの国々は兵器の販売を制限しており、モロッコは北アフリカ諸国で特権的な地位を持つ唯一の国になる。現状では国連で西サハラ問題の解決のためにアルジェリアとの困難な解決の道を探っている。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/06/04/internacional/1086382608.html
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この件に関しては下の私の阿修羅投稿も参照してください。
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http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/698.html
日時 2004 年 3 月 18 日 22:07:39
マドリッド列車爆破の1週間前に、アメリカがモロッコと自由貿易協定をむすび、「大中東構想」をスタートさせていた
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モロッコはもちろん米国よりもEUとの結びつきの方がはるかに強いのですが、二つの巨大勢力の両方と手を結び、政治的な立場を強めて西サハラ領有権の問題を有利に進めようとしているようです。ただこのような米国との関係が、国内のイスラム反政府勢力を過激化させていくことは間違いないでしょう。