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http://www.asahi.com/national/update/0530/007.html
国際テロ組織「アルカイダ」のメンバーとみられるフランス人、リオネル・デュモン容疑者(33)が02〜03年に4回にわたり入国していた事件で、仏捜査当局が、この4回とは別に「偽名として使った疑いがある」として別の名前を日本側に照会していたことがわかった。日本の公安当局によると、この名義の旅券を使った人物が02年3月にソウルから同容疑者の潜伏先でもあった新潟に入国し、日本と韓国共催のサッカー・ワールドカップ(W杯)中にソウルに向けて出国していたという。
公安当局は、同容疑者がこの偽名を使っていた可能性もあるとみて捜査している。
調べによると、同容疑者は02年7月と10月、03年3月と7月の計4回入国。この際に使った旅券の名義は「ジェラール・カミーユ・アルモン・ティネ」で、実在するフランス人から盗まれた真正旅券の写真を張り替えた「変造」旅券だったことが分かっている。
仏捜査当局が、デュモン容疑者の別の偽名の疑いがあるとみて日本側に通知した名前は「クリストフ・ドゥーゲ」。公安当局の調べで、この名前の人物は、同容疑者がティネ名義で来日した4カ月前の02年3月20日、ソウルから空路で新潟に入国。90日の短期滞在ビザで入国したとみられ、6月18日にソウルに向けて出国していた。
デュモン容疑者はティネ名義を使い、4回の入国のたびに新潟市で外国人登録証の発行を受けていた。しかし、ドゥーゲ名義では、新潟県内で外国人登録証が交付された形跡はないという。
ドゥーゲ名義の人物の入国から約2カ月後の5月31日にはW杯が開幕。新潟では市内のスタジアムで6月1〜15日に、アイルランド対カメルーン戦など3試合が開かれた。この人物がソウルに向けて出国した前日の同月17日には米国がメキシコを下して8強に残り、21日には韓国南部の蔚山で米国対ドイツ戦が組まれていた。
W杯を巡っては、アルカイダが日本でテロを計画していたという情報もあり、公安当局は、ドゥーゲ名義の人物の特定や動向を調べている。
(05/30 07:03)