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(回答先: 糸数氏が初当選/’04参院選・沖縄 自公体制に痛手(沖縄タイムス) 投稿者 スタン反戦 日時 2004 年 7 月 12 日 16:16:28)
参院選で初当選を決め、がっちりと握手す る糸数慶子氏(右)と喜納昌吉氏=12日午前 9時16分、那覇市泉崎の琉球新報社応接室 |
糸数氏は、勝因について「自公政権ノーという県民の思いに加え、年金や憲法問題、沖縄に新たな基地を造らせないという政策に共感が得られた」と述べた。
真っ先に手掛けたいことには「選挙中に訴え続けた、年金問題と平和憲法を改悪させないこと」を挙げた。
普天間基地の移設問題では、名護市、宜野湾市でも票が上回った点に触れ、辺野古沖移設に反対する考えを重ねて強調。海兵隊の本土移転は「選択肢の1つとして考えてもいい」と述べた。
沖縄の経済振興については観光産業と農漁業、加工業を連動させる必要性を指摘し、「沖縄ブランド」の確立を行政が支援すべきだとした。自然再生型で中小業者が請け負うことができる公共事業の必要性も強調した。野党共闘の意義を強調し、今後の所属については「県民は無所属の私に投票してくれた。(任期の)6年間で県民から不満が出てくれば各政党と相談しながらあらためて考えればいい」と述べた。県外の国会議員を沖縄に呼び「平和ガイドをして、沖縄問題を訴えたい」と意気込んだ。
喜納氏は基地問題について「沖縄が戦争で味わった悲劇を繰り返してはならない。基地問題は特定政党が特権的に手がける問題ではなく沖縄の歴史が許さない存在」と述べ「犠牲があって初めて起こる平和運動ではなく、夢が描ける運動を起こす」との姿勢を示した。その上で「県民が納得できる基地提供とは、国連がきちんとした理念で戦争をなくすために駐留するような形態であり、米国が先導する軍隊参加ではない」と、自衛隊の多国籍軍参加に反対した。
憲法改正については「前文や9条の理念を守り、それを核に米国から独立できる憲法に変えるべきだ」と条件付きで改憲を認めた。自公政権に対しては「油断してはならない。中央が行う沖縄のためにならない政治に対抗する組織をつくる。選挙のための政党ではない、沖縄のための政党、琉球民主党のようなものをつくりたい」と意欲を見せた。
まず国政で手掛けたいこととしては、国内の航空運賃を3分の1に軽減し「沖縄に流れてくるお金を沖縄の人たちがつかめる仕組みをつくりたい」と述べた。
◇ 県出身議員は11人/過去最多
11日投票の参院選の比例代表で、民主党のミュージシャン・喜納昌吉氏(56)の当選が12日未明、決まった。
県出身の国会議員は衆院議員7人を含め11人となり、1970年の国政参加以来、過去最多となる。
喜納氏は17万8815票を獲得。民主党の比例代表当選者19人中11位だった。
喜納昌吉(きな・しょうきち) コザ市(現沖縄市)生まれ。56歳。国際大学(現沖国大)中退。歌手。68年にバンド「喜納昌吉&チャンプルーズ」結成。2002年、NGO(非政府組織)「すべての武器を楽器に・ピースメーカーズネットワーク」を創設した。
[更新 2004年7月12日 15:03]