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(回答先: 参院選当選者インタビュー 糸数、喜納両氏国政へ意欲【琉球新報】 投稿者 処方箋 日時 2004 年 7 月 12 日 21:47:22)
さわやかな表情で当選の喜びをかみしめる糸数慶子さん =12日午前6時40分、那覇市繁多川の自宅(右)、当選の新聞 報道に笑顔を見せる喜納昌吉さん=12日午前9時、那覇 市牧志の自宅 |
◇ 久々の解放感/糸数慶子さん
那覇市繁多川の自宅に午前6時半に駆けつけた取材陣の前に現れた糸数慶子さんは、真っ白い麻のツーピース。選挙戦をズボンで通し、「本当に久々のスカート」と解放感に浸るように、さわやかな笑顔を見せた。
この日はいつも通り5時に起床。表の掃き掃除も終えていた。「ジョガーたちが何人も駆け寄って来て声を掛けてくれた。車が多くてこっちが心配するくらい」とうれしそうに話し、あらためて当選を実感した様子。
「この辺はジョギングコースだから」と、夫の隆さん(55)も隣に座り、言葉を添える。前夜が遅く、今朝は隆さん手製の10数種類の野菜入りスープが朝食代わりだったという。
沖縄から女性では初の参院議員で、国会議員としては2人目。意気込みを聞かれ、「基地ある限り女性・子どもたちの人権侵害、環境破壊が続く」と新たな基地建設阻止とともに、女性パート労働などに取り組む姿勢をあらためて強調。また、国内外の議員らの「沖縄ツアー」を企画し「米軍基地過重負担の実態を知らせたい」と強い意欲を見せた。
◇ 新聞広げ実感/喜納昌吉さん
参院の比例代表で当選した喜納昌吉さんは睡眠3時間で、マスコミの取材を受けるため午前8時すぎ、自宅を出た。「国政に花を咲かそう」の見出しで喜納さんの当選を伝える新聞を「いいねぇー」とじっと見入り、当選の実感をかみしめていた。
午前3時前、テレビの当確速報が出そろい、喜納さんや支持者らの喜びが爆発。三線、太鼓などの生の演奏と歌で「唐船ドーイ」が始まると、選対本部内にカチャーシーの輪が広がり、喜納さんの胴上げも行われた。喜納さんが家路についたのは午前4時だった。
寝不足気味の表情をしながら「疲れたけど、一緒にやってきた人たちと喜び合った」と前日から未明にかけての慌ただしかった投開票を振り返った。「あまりスーツは着たことがない」と照れながら、新聞社に向かった。
喜納さんは「ずっと平和運動をしてきたが、結局、政治にひっくり返された。少女事件以降も平和運動を再び起こそうとしたが、難しかった。別の視点で発言していきたい」と、国政で注目されにくくなった沖縄問題の追及に意欲を燃やした。
[更新 2004年7月12日 15:03]