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(回答先: 栃木2児殺人事件:容疑者宅に居候する前(昨年7月)から亡くなった子供に関する問題があった!:児童相談所所長 [フラッシュ 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 21 日 17:35:40)
明日発売の「週刊文春」が亡くなった子どもたちの父親に関する記事を載せるようだが、小山の幼児殺害事件に関する週刊誌の記事が少ないので女性誌にまで手を広げてしまった(笑)
「フラッシュ」と「女性自身」は同じ光文社の雑誌なのに、この事件の取材に食い違いが見られる。
それは、事件当日車に同乗していたとされる容疑者の長女に関するものである。
「フラッシュ10・5」では長女(11)を離婚した元妻の連れ子だとしているが、「女性自身10・5」では容疑者と元妻のあいだに生まれた子だとしている。
「女性自身10・5」によると、容疑者と元妻が結婚したのは1995年だそうだから、現在11歳の長女はその前の92年から93年にかけて生まれたはずで元妻の連れ子の可能性が高いだろう。
下山容疑者は覚せい剤取締法で前科があるとも報じられているが、「女性自身10・5」によれば、「’99年ごろ:「薬物をやっているようだった」という知人の証言が」というもので、逮捕歴としては「’02年に廃棄物処理法違反で逮捕、起訴」という内容が書かれている。
「女性自身10・5」の記事で気になるのは、「住みだしたのは夏休みのころでしたから、最初は『親戚の子かなにかが遊びに来ているのかな』と思っていました」という同じアパートの住人の話である。
夏休みといえば7月20日から始まるはずだから、近所のコンビニ店長が一斗ちゃん・隼人ちゃんの虐待に気づいて警察に通報したとされる7月8日に本当に両家族が同居していたのかどうかについても疑念が出てくる。
「女性自身10・5」P.30〜33
タイトル:「栃木・小山市2幼児殺害事件:引き取らなかった母たち「悔恨の声」!」
記事:(抜粋引用)
「<前略>
下山容疑者は“自称”会社員。小山市内に生まれ、小林さんと同じ市立中学校に入学した。
「下山家は昔、資産家だったんだ」
そう証言するのは、下山容疑者の実家近所の住人。
「戦後、持っていた土地を売ってマンションを建てたりして、景気がよかったんだ。それを元に会社も作ってさ。プラントや産業廃棄物の処理、建材の運搬なんかもやっていたようだよ」
小さいころからお人よし。みんなと騒ぐのが第好きな、どこにでもいる青年だった。
宇都宮市内の市立高校を経た下山容疑者は、後に実家の会社の運転手として働き始めた。25歳で同郷の女性と結婚。女児をもうけるが、結婚生活は1年半で破綻。
4年後に再婚したA子さん(33)との間にできた2児が、幼い2兄弟と同居していた姉弟。A子さんも22度目の結婚。彼女の連れ子も迎え入れた再婚生活は幸せだった。
「とにかくあの2人の仲のよさといったら、このあたりじゃ評判。彼女はどんなに朝早くの出勤だって、奥さんは必ず車のところまで来て、見えなくなるまで手を振っているんですから」(A子さんと仲のよかった近所の主婦)
ケンカとなると、家を追い出されるのは決まって下山容疑者のほう。
「それで次の日、旦那は頭をかきかき戻ってくるんですよ(笑)」
意外なことに下山容疑者は120人の子供たちを抱える地域の親睦会の副会長を務めていた。
「小柄で小太りでしたけど、とっても愛想がよくて、子供好きなんです。自分で大型ダンプを持っていて、派手な電飾をつけて・・・。派手なトラック運転手というのはなんか近寄りがたいものがありますが、本人はとっても小心で、気の小さい人だったらしいですよ」(A子さんの実家近所の住人)
実際、街の夏祭りなどでは率先して子供たちを指揮。小さな子には人気のおじさんだったという。
妻のA子さんも、親睦会婦人部の役員を務めた。下山容疑者には、いつしか「次期会長候補」という声もあがった。
「それに水をさしたのがあの事件でした」(親睦会元会長)
順調満帆に見えた容疑者の生活を一変させたのは、産業廃棄物処理法違反での逮捕、起訴。実家は傾き、下山容疑者の生活も180度の変更を余儀なくされた。
「彼女の実家の前で、夫婦でけっこう大声でケンカしてましたよ。借金がどうした、お金なんかないわよというケンカです」(前出・A子さんの実家近所の住人)
A子さんは昼は保険の外交、夜もアルバイト。それと裏返しに、下山容疑者は毎日家でゴロゴロする生活。さらには薬物に手を出すようになっていった。
「その後、やっぱりお金の問題が原因なのか、離婚してしまいました。
彼女も子供は引き取りたかったようですけど、下山さんはとても子供好きで、力ずくでも渡さないらしくて、仕方なく置いてきたらしい」(前出の住人)
泣く泣く、A子さんは自分の連れ子だけを引き取った。
離婚後、下山容疑者は子供を連れて、アパートに。駅前のコンビニの店長が語る。
「(下山容疑者なら)よく見かけましたよ。彼が買うのは決まって3千円の携帯のプリペイドカード。これなら基本料なしですむからね。時間は決まって明け方5時くらい。何をするでもなくふらふらと来て、顔見知りの運転手と20〜30分話し込んでいるときもありました」
しかし、離婚後も下山容疑者の子煩悩は変わらなかったという。彼の行きつけの飲食店のママによると、
「子供が熱を出したら家に帰っちゃうし、飲みに行くにも子供をお風呂に入れてからでしたからね」
そんなおり、ばったりパチンコ店で再会したのが小林さんだった。
「2人は先輩後輩とは言っても部活とかではなくて暴走族仲間だったようです」(市立中近くの商店主)
かくして、2人のつきあいは再開されたのである。
<中略>
離婚して行き場を失った小林さんが行き着いたその先が、下山容疑者のアパート。
「(下山容疑者に)昔っから『あんちゃん』と言われて慕われていて、弟みたいだった。『ウチに来なよ』と言われて甘えてしまった」
と、小林さんは記者会見で語っている。
3LDKのアパートに、突然、大人の男2人と子供4人という共同生活が今年6月ごろから始まった。
「住みだしたのは夏休みのころでしたから、最初は『親戚の子かなにかが遊びに来ているのかな』
と、思っていました。亡くなった2人はかわいい兄弟でした。とても仲がよくて、下山さんのところの男の子と3人で、よくアパートの周りで遊んでいましたよ」(同じアパートに住む主婦)
そして、この共同生活の家事は、下山容疑者の娘が中心となってやっていたという。
周囲に悪い印象は与えていなかった下山容疑者宅。しかし、程なくして、下山容疑者は一斗ちゃんと隼人ちゃんに手をあげるようになる。そのころには、こんな証言も。
「(下山容疑者が)アパート脇の自転車置き場のところに座り込んで、ボーッとしていることがありました。その脇で、上の女の子が、『お父さん、大丈夫?』というように、肩を揺すっている姿を何度か見かけたことはありました」
先輩との同居からくるストレスか、はたまた薬物の影響なのか。下山容疑者は、次第に不安定な状態となり、7月には、彼の虐待で一時、一斗ちゃんと隼人ちゃんは祖母の家に保護されたのである。
「しかし、私自身が家族との折り合いが悪く、居づらかったのでまた(下山容疑者宅に)戻りました。甘い気持ちで頼ってしまいました」(小林さん)
そのおよそ2ヶ月後の9月11日、自分の子供と幼い兄弟をワゴン車に乗せ、下山容疑者は凶行へと走った。
車内に残っていた下山容疑者の子供が眠ったのを見計らって犯行に及んだのだ。
下山容疑者の子たちはこのとき、車に同乗させられ『親の殺人現場に同行』し辛い現実を目の当たりにしてしまった。11歳と6歳の子が受けたショックはいかばかりか。
下山容疑者の元妻・A子さんはかって、近所の住民に自らの夫について、こう語っていた。
「ホントにあの人は『バカ』がつくほどのお人よし。だからみんなに利用されちゃうの。だけど根はとってもやさしい、いい人なのよ」
仕事のつまずき、さらには薬物にまで手を出した下山容疑者。このとき、もはや“いい人”ではなくなっていた。
<後略>」
P.32に掲載されている「下山明宏容疑者(39)の半生」
’64年:小山市で生まれる
’80年ごろ:中学時代は小林さんの後輩
’90年:最初の結婚
’91年:離婚
’95年:2度目の結婚。2児をもうける
’99年ごろ:「薬物をやっているようだった」という知人の証言が
’02年:廃棄物処理法違反で逮捕、起訴
’03年:離婚
’04年6月末:小林さんとの共同生活がスタート
7月8日:近所のコンビニ店長が一斗ちゃん・隼人ちゃんの虐待に気づく
9月11日:犯行におよぶ