現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 514.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 一斗ちゃん、隼人ちゃんの祖母の会見(asahi.com) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 9 月 19 日 00:23:59)
栃木県小山市の幼い兄弟が同居の自称会社員、下山明宏容疑者(39)=17日に殺人容疑で再逮捕=に川に投げ落とされ殺害された事件で、県警小山署が下山容疑者による兄弟の虐待を児童相談所に通告した3日後にも、再び同市内で兄弟を保護しながら、下山容疑者宅にいた父親にそのまま引き渡していたことが18日、分かった。兄弟の家出という兆候を見逃し、結果的に事件を防げなかった形だ。また、下山容疑者は動機について「ガソリンスタンドで一斗ちゃんを殴ってけがをさせ、このままでは帰れないと思い、殺そうと思った」という内容の供述をしている。
これまでの調べでは、殺害された同市神鳥谷(ひととのや)、塗装工、小林保徳(やすのり)さん(40)の二男一斗(かずと)ちゃん(4)と三男隼人(はやと)ちゃん(3)は、7月8日に小山市内のコンビニエンスストアからの通報で、迷子として小山署に保護された。顔にはあざなど下山容疑者による暴行の跡があり、同署の通告を受けた児童相談所が一時保護。翌日、同市内の兄弟の祖母宅に住むことを条件に保徳さんに引き渡した。
一方、同署の保護報告書などによると、同署は保徳さんが兄弟を引き取った2日後の11日、同市内で他の児童と3人で一緒にいる兄弟を再び迷子として保護。兄弟は「自宅」として下山容疑者のアパートに案内し、付き添ってきた署員はそこで保徳さんと出会ったという。その際、保徳さんは「遊びに来た」と説明し、署員はそのまま兄弟を引き渡した。兄弟はその後も頻繁に家出を繰り返していたという。
県警は当初、兄弟への虐待を傷害事件として捜査しなかったことについて「児童相談所が、兄弟を祖母に引き取らせるという改善策を講じたことを確認した」と説明したが、その後の記者会見などではコメントを一切控えていた。小山署は7月11日の保護についても「コメントできない」としている。
毎日新聞 2004年9月19日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040919k0000m040131000c.html