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(回答先: <袴田事件>即時抗告を棄却、再審請求退ける(各紙) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 8 月 27 日 12:23:11)
http://www.shizushin.com/local_social/20040827000000000046.htm
袴田巌死刑囚(68)は日本フェザー級六位にランクされたこともある元プロボクサー。元世界王者から無名の選手まで多くの元ボクサーが支援を続けてきた。静岡市内でボクシングジムを経営する三津山立直さん(57)もその一人。「今は東大生でもボクサーになる時代だが、当時、ボクサーといえばアウトローというイメージを抱かれていた」という。袴田死刑囚とは練習でグローブを交えたことが何度もある。棄却の決定にも「無実を信じたい気持ちは変わらない」とこぶしを握った。
「袴田事件」と同じ年に米国で発生した殺人事件で、終身刑を宣告された後、無罪を勝ち取り、映画「ザ・ハリケーン」の主人公にもなったのがルービン・カーター氏(67)。再審開始を強く願っている滋賀県大津市の元ボクサー徳久元治さん(35)は六月下旬、カナダに住むカーター氏の元を訪れ、袴田死刑囚を励ます手紙を直接受け取ってきた。「決してあきらめないでほしい。独房の外で支え続ける人がいるから」と今後も続く再審開始への闘いに自分自身を奮い立たせた。
袴田ネット「全く不当」
袴田巌死刑囚の再審開始を目指す全国的な支援組織「袴田ネット」は二十七日、東京高裁の即時抗告棄却決定に抗議する声明を発表。「全く不当だ」と弁護団と同じ見解を示した上で、「この決定を裁判所への落胆と大きな怒りをもって受け止める」と抗議の姿勢を示した。今後の活動の目標について「袴田さんの治療の確保、処遇の改善を訴えていく」としている。
「司法への信頼失墜」
島田事件赤堀さん抗議声明
東京高裁の即時抗告棄却決定を受け、島田事件で無罪となった元死刑囚赤堀政夫さん(75)と保護者の大野萌子さん(68)が二十七日、抗議声明を出した。
声明は「再審要件に必要な数々の証拠をも切り捨て、事実に目をつぶった裁判所の態度に卑怯(ひきょう)さと卑屈さを感じざるを得ない。裁判所は、一旦(いったん)決定した死刑判決に対し、次元の低いプライドとメンツだけにすがり、再審請求の全面的な見直しを怠った。司法への信頼の失墜と、袴田(死刑囚)さんには更に苦痛を強いるもので断じて許せるものではない。法秩序より病気治療が先行する大原則に対し、まずは袴田さんの治療条件を整え、その上で即刻身柄釈放を行うよう要求したい」としている。
※袴田事件の概要やこれまでのニュースは静岡新聞サイトの特集「袴田事件」http://www.shizushin.com/feature/hakamada/でご覧になれます。
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