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(回答先: 今となっては、左翼・右翼は思想政治運動をやっている人たちの「自己認識」と考えたほうがいいかもしれませんね。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 03 日 00:38:07)
>「近代」のメインストリーム勢力がそのような(注:グローバリズム)ポジションにあることから、左翼と右翼は軸足が異なる反対派(反体制派)と見ることもできます。
共産党が右翼というのはどうしても納得できぬが(彼らの本質が変わったとは思えない。隠匿しているだけだろう)、上記の洞察は秀逸と言える。
右翼と左翼の本質的な違いは何か。なぜある人は右翼的になり、他の人は左翼的になるのか(勿論、どちらにもならない人は大勢いる)。
思うに、両者には隔絶とした社会観なり人間観があるのではないか。右の人々は個性とか個人主義を嫌い同質性を重んじる傾向がある。逆に左の人々は、まず個我の確立ありきでその個々人の集まりが社会であると規定しているように見える。
上のように見ると「右」のほうが「遅れている」ように感じられるものの、島国で単一民族からなる日本では「左」の考え方を持ちつつ社会の紐帯をも維持するのは非常に困難である。