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(回答先: Re: イラクの民主化とは、まず資源再配分のことではないでしょうか? 投稿者 hou 日時 2004 年 11 月 07 日 21:07:01)
houさん、こんにちは。
レスをありがとうございます。
私は、一応某大学の経済学部に入学しましたが、若気の至り、ろくすっぽ勉強もせず、
中退しました半端者であります。
houさんのご投稿は、破産板でよく拝見いたしますが、無学なもので、中々理解できない事ばかりです。
仰られる事は、経済的な側面からのご意見だと感じました。
まず、
>これは、中東諸国の銀行や、サービス業、小売業などが国営または、日本で言う第三セクターという方式に依存していることが原因とおもわれます。
この事は、負の要素なのかどうか、私には判断できかねます。
このような業種が国営化されていると言う事は、庶民の生活には悪い事なのでしょうか?
むしろ、良い事のような気がするのですが、私の認識不足なのかもしれません。
>これは、中東諸国にみられる課題ですが、石油により儲けた経常黒字を
国民に十分還元出来ていない、問題があるとおもいます。
この事は、我が国に比べる資源がありませんので、その利益を庶民に還元するべきなのか
否か、が、今ひとつ把握しきれないのです。
私たちの国では、土地なり、地域なりの所有者が、その利益を得ているのが当たり前の
ような気がします。それに対して、市民から、私たちにも配分しろ!という意見は聞いた事がなく、
当たり前に、その利権を貪っている人々が多々存在しているように思います。
>これに異を唱えなければ、いけないと思っている中東の人はいると思いますが、王権なのでこれらの意見は聞いてももらえないシステムなのです。
日本は、それらに意見をいえる立場であり、国民に変わってでも「民主化」を叫ぶべきなのです。
hauさんのご意見は、私どもの国が、模範になれる体制を持っていて、中東地域に対して
指導的な役割を果たさねばならない、と、お考えなのでしょうか?
つまり、民主化=資源再配分、と言うお考えでしょうか?
私の妄想かもしれませんが、かつて中東地域には、国と言う線引きはなかった。
そこへ住む人々は、その地域を移動する、土地に定着しない人々であった。
その場所に近代になって、石油と言う資源を人類は発見し、それを基に発展した。
その資源で、利益を得たいと願った人々は、その土地の人々を懐柔したかった。
しかし、そもそもが定着する基盤のない人々だったので、
新たに国を作り、その油井が誰のものなのかはっきりさせようとした。
人々は分断され、力を失った。
そして、今、その油井は、誰かの手の中に転がり込んだ。
これは、妄想なのでしょうか?
民主化と言うのは、上辺だけの虚像なのではないのか?
私の疑問は解けません。
もの知らずの私なので、分からず屋なのかもしれませんが、どうぞお許しください。
ありがとうございました。
なお、かつてのイラクでは、石油はただ同然で売られていたようです。