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先にKはホロコーストについて考察し基本的見解を書きました。参考下記
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/433.html
それに対し、多くの人から様々な意見を頂きました。ここにあらためて感謝しておきます。
Kは一応、肯定派、否定派の両案を分析した上で先日の見解を書いたのですが
その後の状況で少し考えが変わりました。ただし、基本的には「ホロコーストはあった」と今も思っています。ただ、疑問点が出てしまい自分での考察では処理不能になってしまいました。以下その疑問点です。
1 ホロコースト絡みでのユダヤ人犠牲者の人数は世界中に散らばったユダヤ人の実に3分の1とされています。これは「黙示録」を彷彿させます。場合によっては作られた数字である可能性があります。
ドイツにおいての被害者は566000人の人口において最大値で141500人というのが一般的な肯定派の数字です。これは、かなりおかしい数字だと思われます。
実際においてはドイツ本土での絶滅収容所というのは無かったというのが、現在では定説になっているようですが、ポーランドにおいては約9割の人が被害者にあったとされています。
実はここはどう考えても辻褄が合わないのです。ドイツに住むユダヤ人が生き残った比率が多いとすれば、それは処刑はトコロテン方式でなく新入者優先処理だったとしか考えられないでしょう。報告によれば結構長く収容所にいて生き残った人もいるようですし、「ゾンダーコマンダー」と呼ばれるユダヤ人作業者がいるようなので基本的には「新入者優先処理」であったろうと考えられますが、そうなると今度はポーランドのユダヤ人のあまりにも高い比率に辻褄が合わない気がするのです。
それらを考え合わせると「人数的な数字は限りなくあやしい」と思われます。黙示録より引っ張ってきた数字に合わせた感すらあります。
2 焼却不能の筈です。
http://homepage2.nifty.com/skynewton/europe/oswiecim.html
あたりのHPで見てみると「死体処理能力」は一日350体とされています。
バルタン星人さんに教えてもらったニツコーの主張によっても(参考下記)
http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/nizkor/66qa44.txt
100万人には足りないようです。(これは、フル性能でフル稼動させてでしょう)
現実に運用されている場合では「灰の掻き出し」などの作業が行われたりしますし
燃料問題などもあります。
ニツコーは廃油の使用を挙げていますが、これでフル性能が出せるのか?なども考え更に「煙が写らない日」が実在している事を考えれば・・・アウシュビッツの収容所では期間中には50万人程度の焼却しかできなかったと思われます。
あと可能性があるのなら「チクロンーB」は毒ガス用途ではなく、焼却の何かに使われた可能性があるかもしれません。
とりあえず、どうも「石炭は無かったらしい」と言う事と「ガソリン」などは使用出来なかったろうという事は確かでしょう。廃油を使用したは仮説であり、実際の所は焼却能力は思った程ない筈だと思えます。
ただ、証言や証拠写真や記録から「ヒットラーがホロコーストを計画し、幹部もそれにある程度の努力をした」のは事実だろうと思います。しかし、実際には戦況の悪化と人を焼却するという物理的な問題で思った程は出来ず、収容所の囚人達は食糧不足とチフスによって死んだ方が多いと言える程度かもしれません
実際には火葬施設は余り使用されず、外の穴で焼いたのでは無いかという気もします。
http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/nizkor/66qa40.txt
を見ると、2000体の死体を焼いたらしいですが、どうも死体は貯まっていた感じです。
これが43年の夏なので、火葬施設の43年4月よりのフル稼動説は更に厳しくなります。
実際の所はどうなのでしょう?