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http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040813&a=20040813-00000011-yom-spo
読売巨人軍は13日、臨時株主総会と同取締役会を開き、ドラフト候補選手へのスカウト活動で不適切な行為があったとして、土井誠代表取締役社長、三山秀昭常務取締役球団代表、高山鋼市取締役球団副代表を解任した。
後任の社長に桃井恒和・読売新聞東京本社総務局長を、代表に清武英利・同本社運動部長を充てる関連人事も決めた。
また、この問題の道義的責任を取って、渡辺恒雄取締役オーナー(読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆)が同日辞任し、新オーナーには滝鼻卓雄・読売新聞東京本社代表取締役社長が現職のまま就いた。
同日記者会見した滝鼻社長によると、昨年12月、ドラフト自由枠での獲得を目指していた明治大学の一場靖弘選手をめぐる情勢について、巨人軍のスカウト活動の責任者である吉田孝司編成部長から三山代表に、「他球団の攻勢が強く、獲得交渉を有利にするため対策を講じたい」との相談があった。これを受けて土井社長と三山代表が現金を渡すことを許可し、吉田部長が昨年12月から今年7月までの間、数回にわたり、食事代、交通費などの名目で現金約200万円を一場選手に手渡した。
この問題で巨人軍は13日、吉田編成部長を解任・罰俸処分にした。
◆渡辺恒雄・前オーナーのコメント=このような不祥事を起こしたことはきわめて遺憾であり、野球ファン、関係者の皆さまに深くおわびします。多くの関係者がプロ野球をどう発展させるかを真剣に議論している重大な時期に、球界の将来をどうするかとは別の問題であるとはいえ、ルール違反を犯した責任は重く、球団幹部を厳しく処分するよう指示しました。自らの道義的な責任も痛感しており、読売巨人軍の取締役およびオーナーを辞任しました。プロ野球の神髄がフェアなスポーツマンシップに依拠していることを巨人軍は十分承知しており、自ら公表して襟を正すこととしました。今回の事態を深く反省し、野球ファンの皆さまのご理解を得たうえで、新たな決意をもって真摯に野球の発展に力を注いでいく所存です。
[ 8月13日 19時8分 更新 ]