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(回答先: 「性的対立」還元主義 投稿者 律 日時 2004 年 7 月 31 日 10:07:45)
律さん、どうもです。
びっくりするようなレスをもらって戸惑っています。
もう一度、私の書き込みをお読みになられたらどうでしょう。
「ジェンダー問題」ではないものをことさら「ジェンダー問題」であるかのように扱っているという批判が、私の書き込みの趣旨ですよ。
ですから、紹介した入試問題を通じて「ジェンダー・フリー」運動を批判しているわけでもありません。くだらない運動だとは思っていますが、私的に「ジェンダー・フリー」運動を行うのはどうぞと思っています。
私は反ヒューマニズムですから、「ヒューマニズム・フリー」(観念化され権威付けされたあるべき人間像から解き放たれて、差異に満ちあふれた自己と他者という関係性意識に移行する)のほうが好きです。(だからといって、それを主眼に運動を行うのはくだらないと思っています。まさにひとり一人の生き様の問題ですからね)
男子の会長・女子の副会長も、一見すると「ジェンダー問題」のように見えるが、「支配−被支配関係」の擬制であり、どちらがなろうと同じだと言っているのです。
兵士全員が男性であろうが、兵士全員が女性であろうが、まったく同じということです。
生殖を除いて現在の“男性の姿”と“女性の姿”がそっくり入れ替わったり、「男女平等」が完璧に実現したとしても、別に困るわけではもイヤでもありませんが、私にとっては何の意味もない変化なのです。
また、「ジェンダー問題」のネタとして紹介しただけで、入試問題の内容をとやかく言っているわけでもありません。
あなたがそれは無理でしょうと書いていることを、私が入試や学校教育に求めていないことは、すぐにわかる趣旨だと思いますが...