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「悪魔崇拝者」もそんなにおどろおどろしい人たちではないはずです(笑)
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/181.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 11 日 17:09:50:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: さらに、 投稿者 食べて、寝て、セックスして 日時 2004 年 7 月 10 日 13:17:50)


「食べて、寝て、セックスして」さん、どうもです。

>"彼ら”は悪魔崇拝ではなくて、天国の暮しをしており、悪魔崇拝者とは知的執事と
>いうことでしょうか?


世界を我が物としようとしている“彼ら”は、「悪魔崇拝者」の典型です。

「悪魔崇拝」も、おどろおどろしいことではなく、「近代人」に広く見られる精神性です。

「悪魔崇拝」は、超越神崇拝と対をなす概念ですから、超越神信仰が浸透していない日本では本来成立しない精神性です。(日本人だったら、自然法則を超越神だと考えれば近づけるかもしれません)

「悪魔崇拝」は、ある精神的過程を通じて人が超越神に対抗できるだけの知性を獲得できるとか、人の知的能力で“神の支配”から抜け出せるという人間至上主義的世界観だと考えたほうが的を射ていると思っています。
(黒ミサとかいろいろなエグイ儀式は、そのための「精神的過程」の一つだと思っています)

ユダヤ・カバラ思想の「エン・ソフ」という概念(創造神を超える次元にあり、神の思考をも左右するもの)が、「悪魔崇拝」を支える一つの観念です。
ひとがある努力を通じて「エン・ソフ」を掴むことができるのなら、そのひとは神を超えた存在になり得ることになります。


以下は、想像の続きです。


>最上位の知的執事というのは、"彼ら”の秘密を幾ばくかでも握っているはずなので、
>"彼ら”でないとしたら、一代限りの名誉会員かつ、秘密保持のために子孫を残せな
>いようになっているのかなー(宦官)?


“彼ら”が大枠的な経済・政治の動きを制御しているという秘密は知っているはずです。
それは、誰なのかは別として、「陰謀論」でもそのように言われているのですから、たいした秘密ではないとも言えます。

表では皇帝ではないひとが皇帝であり、その皇帝に仕えているといった感じなんでしょう。
(冷静に言えば、非合法なことをやっているわけではなく、実行部隊である表の皇帝は民主主義的手続きを経た正式の権力者ですから、秘密がばれてもどうってことはありません。ある人の意見が、権力者に容れられたというだけの話です)


大枠の経済・政治の動きを制御しているだけですから、しゃかりきになって秘密を保持しなければならないわけでもありません。(9・11をやれとかイラクを攻撃しろという話はなくクールな世界です。実行部隊のほうはそういう秘密が数多くあります)


会社や政府の秘密を子どもたちに話さない人もいれば自慢げに少し漏らす人もいるという点では、最上位の知的執事もたいして変わらないと思っています。漏らしていることが“彼ら”に伝われば、排除されることもあるでしょう。

>ほとんど、趣味の世界に生きているのでしょうか? 何だか退屈な暮しにも思えますが。

うなるほどカネを持っているのですから、派手なレジャーもやりたい放題だし、美女を集めた豪華晩餐会も可能ですから、あっと言う間に時はすぎてゆくでしょう(笑)

そういうことに価値を感じない人は、思索にふけったり世界の動きを注視したり、土いじりにいそしんでいるんでしょう。

とにかく、庶民とは比べものにならないほど好き勝手に生きている人たちです。

>こういう方法は、ロックフェラー一族など、世の中で知られている人々が採用してい
>る方法かと思いますが、例えば、ロックフェラーなどは、最上位でもない知的執事な
>のでしょうか? また、ロックフェラーも"彼ら”の存在に気付かず、泳がされてい
>る駒の一つでしょうか? 後者だとすると、"彼ら”の金融と株式の支配は余程巧み
>でないといけないと思います。

ロックフェラーは、上位ではないとしても、“彼ら”の仲間だと思っています。

>一般女性/男性に興味を持って、一緒に暮らすことはあるでしょうか? その場合、
>ドロップアウトの可能性は高いのでしょうか?

出会いですから、出会った一般人に惹かれることもあるでしょう。そして、その恋にすべてを賭ける気持ちになることもあるはずです。
このへんの機微は、日本の金持ちや家柄がいい家族と変わらないものだと思っています。


>この場合、配偶者となった王族や政治的エリートは”彼ら”となるのでしょうか? 
>そうでなければ、"彼ら”の秘密を保持できないですね?

“彼ら”の裾野を形成する政治的エージェントとなるでしょう。
(“彼ら”と利害関係が一致することが秘密保持の要です)


>歴史的には、どの時代に世界支配の野望を自覚したのでしょうか? ローマ帝国の末
>期、あるいはルネッサンスの頃でしょうか?

世界支配という展望が見えてきたのは、19世紀以降だと思っています。

それ以前は、寄生先の支配が最優先で、それを徐々に拡大していくというものだったはずです。


>それは、”彼ら”自体が"彼ら”を秘密結社と考えていないということ、また、秘密
>結社とは全く異なる方法で互いを認知し、結束できるシステムを持っていることを意
>味しますか?

基本的に血縁か閨閥ですから、自然とお互いを知っています。

>そう考える理由は何でしょうか? (一般人にとっては、"彼ら”は十分おぞましい
>存在では?)


一般人は、勝手に自分たちをおぞましいと考えているだけだと思っているでしょう。

“彼ら”は、自分たちのことを、知的能力にも優れ、大きな経済的支配力を持っているだけだと思っているはずです。


>“駆け引き”の世界というのは、藤原氏絶頂期の公家社会のようなものでしょうか?

男の女の駆け引きです。


>絶頂期の藤原氏に似ているのではないか、と思います。

支配者が安定的に支配者であり続けるコツや術は、それほど変わるものではありません(笑)

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