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(回答先: フランス革命に関する妄想―――フランス王室の財政悪化は誰のせい? 投稿者 オニオン 日時 2004 年 7 月 08 日 00:41:58)
> さて、ときに革命を起こした(ブルジョア)市民層とは誰か?都市の商工業者といいますから当然銀行家も含むでしょう。革命の結果、権力は王や貴族から都市の名望家に移っていった。
王や貴族などの階級は腐敗などもあったでしょうが、一応民の生活を守るという役目を背負っていたと思います。しかし革命の結果新たに権力を手に入れた都市の商工業者(資本家)にはそんな役目も目的も基本的には抱いていないでしょう。この違いは多きのではないか。
> 以上。大まかにまとめるとフランス革命の火付け役と火消し役は共に”彼ら”だったのではないかと言う推察でした(半ば妄想ですが、、)。ただそれ程的外れではないだろうと思います。
はじめまして。えらいすんまへんけど、これだけの解説やったら、まだ従来のマルクス・レーニン主義左翼の範囲内で、陰謀論にまでなってないねん。フランス革命やアメリカ独立戦争がブルジョア革命である事はマルクス主義の基本ですから。あっしらさんとマルクス主義の違いは、陰謀の主体を金融資本に置くか、国際金融資本に置くかの違いと思いますねん。産業資本の背後に位置する金融資本を真の支配層に置くくらいは従来のマルクス主義左翼であって(マルクスもレーニンも金融資本の支配には触れておるじゃろ)、これを超える国際金融資本というグローバルな概念があるかないかがあっしらさん達陰謀論とマルクス派左翼の重大な分かれ目やと思います。左翼は国家同士の対立を資本主義の必然とのみとらえるのに対し、陰謀論者は国家支配層はその対立の裏で密かにつるんでいるとみなすのです。マルクス主義は無意識的な法則で歴史が動くと考えるが、陰謀論者は出来事の裏により支配層の意識・作為を感じ取る訳です。