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これは細かいことをまだ調べてないので推測に過ぎないのですが、フランス革命について少し。
思想的な意味合いも色々あるのでしょうが、仏革命の主因は政府による増税に対する市民に率いられた庶民の反発でしょう。ここに”彼ら”(金融家)の匂いを感じるのです。
まず政府の台所事情について。増税の原因は大きく分けると@王侯貴族の贅沢な生活A戦争Bそして銀行家に借りた金の返済とその利子辺りに落ち着くのではないでしょうか。
@の贅沢に関してですが、贅沢な暮らしをするには金も必要ですが買うもの(供給)がなければなりません。そしてそれらの贅沢品の販売をしたのは誰か?さらにその贅沢品を買うための金を貸したのは誰か?
Aやや強引な論理ですが、この時代から戦争には常に程度の差はあれど金融家が関わっていたことは間違いないでしょう。儲けのチャンスですからね。戦費の貸出、武器の販売などは今も昔も良い儲け話なんでしょう。また強力な銀行家(連合)なら紙幣(信用)の流通量の調節を通じて一国の経済的な国力を操ることも出来ますし。他にも自分達に都合の良い国には資金を調達し、都合の悪い国には協力しない等の方法で戦局を操ることも可能だったはずです。
B政府が金を借りる理由は@Aで書いた通りです。そして借りた金には利子がつく。
これがフランス王室の財政悪化の原因ではないでしょうか?
さて、ときに革命を起こした(ブルジョア)市民層とは誰か?都市の商工業者といいますから当然銀行家も含むでしょう。革命の結果、権力は王や貴族から都市の名望家に移っていった。
王や貴族などの階級は腐敗などもあったでしょうが、一応民の生活を守るという役目を背負っていたと思います。しかし革命の結果新たに権力を手に入れた都市の商工業者(資本家)にはそんな役目も目的も基本的には抱いていないでしょう。この違いは多きのではないか。
以上。大まかにまとめるとフランス革命の火付け役と火消し役は共に”彼ら”だったのではないかと言う推察でした(半ば妄想ですが、、)。ただそれ程的外れではないだろうと思います。
この辺の細かい事情等を知っている人がおられましたら教えてください。