現在地 HOME > 不安と不健康9 > 757.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 臓器提供「12歳以上」の意思表示を容認…小児科学会[読売] 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 4 月 05 日 20:12:58)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050420it01.htm
臓器提供者の増加を目指す臓器移植法の改正をめぐり、与党内で最大の争点となっていた脳死判定の実施について、「家族が拒否できる」とする方向で決着が図られる見通しとなった。
公明党内で19日、修正案が作られ、「判定実施は医師の裁量」を主張していた自民党有力者もこれを大筋で受け入れる意向だ。改正案は今国会に提出される予定で、1年以上にわたり議論が重ねられてきた同法の改正は、大きく前進する。
これまで検討されてきた自民党「脳死・生命倫理及び臓器移植調査会」(佐藤泰三会長)の改正案は、本人が拒否の意思を示していない限り、家族の承諾のみで脳死者からの臓器提供を可能にするとの内容。脳死を一律に「人の死」とする前提で、臓器移植時に限らず医師の裁量で脳死判定が実施できるとしていた。
しかし、脳死を一律に人の死とみなす考え方には反対も根強い。両党の有志議員らが行ったヒアリングでは、日本看護協会、全国交通事故遺族の会などから反対の声が相次いだ。
このため、関係議員らは「反対意見を無視するわけにはいかない」(福島豊・公明党衆院議員)と判断。臓器提供だけでなく、その前段階の脳死判定実施についても家族の拒否権を設ける修正案を作った。21日に開かれる与党議員の検討会に提示する。
(2005/4/20/03:02 読売新聞 無断転載禁止)