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(回答先: 脳死判定に家族拒否権、臓器移植法改正へ[読売] 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 4 月 20 日 22:33:19)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050422/mng_____sei_____002.shtml
脳死臓器移植の推進を目指し自民、公明両党の議員でつくる検討会は二十一日「本人が拒否していない限り、家族の同意で脳死判定と臓器提供ができる」と、提供条件を大幅に緩和する臓器移植法改正案で、ほぼ合意した。
現行法は、判定、提供ともに本人の書面による意思表示が必要とし、臓器提供する場合のみ脳死を人の死と位置付けている。改正案では「脳死は一律に人の死」となるが、家族が脳死判定を拒否する権利を認め、判定されないことで死としない選択肢を残した。
検討会の河野太郎衆院議員(自民)らは、二十八日の次回検討会で正式合意し、両党がそれぞれ検討、五月の連休明けの国会提出を目指すとしている。
改正案通りだと、提供数は増加、現在は認められていない十五歳未満からの臓器摘出も可能になり、大人の大きな臓器を移植できない小児患者に道を開くことになる。
しかし、現行法の根幹である「本人の提供意思」を不要にする内容だけに、このまま成立するかどうかは不透明だ。
改正案では、虐待を受けた小児から摘出されないよう、政府は必要な措置を講ずるとした付則を追加。また、提供意思の有無を運転免許証と健康保険証に記載できるようにするなど、移植医療の啓発、知識普及に必要な施策を取るとした。
改正案の原案では、親族への優先提供を事実上認めたが「臓器の公平配分の原則に反する」との批判があることを考慮し、改正案に盛り込むかどうか、さらに検討することになった。