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(回答先: 金融相/伊藤達也氏 経歴 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 27 日 16:51:25)
2004年 09月 27日 月曜日 17:35 JST
布施 太郎記者
[東京 27日 ロイター] 竹中平蔵・金融担当相の後任に、副大臣を務めていた伊藤達也・金融担当副大臣の就任が決まった。竹中氏が金融担当相に就任した2002年秋からペアで金融行政に取り組み、昨年の内閣改造では経済財政担当副大臣の兼務も要請されるほど信頼が厚かった。金融機関に自己改革を強く求める竹中路線に変更は無さそうで、裏で竹中氏が取り仕切る実質的な院政の可能性もささやかれている。
官邸呼び込み後の記者会見で、伊藤新金融相は、「竹中大臣が取り組んだ金融改革を踏襲する」と竹中路線の継続を明言。金融庁内部でも、「さすがの竹中氏でも郵政民営化と経済財政、金融の3ポストは兼任できない。裏の金融相は竹中氏が務め、表の顔をすげ替えただけなのではないか」(ある幹部)との見方も出ている。
伊藤氏は、自民党旧橋本派に属す当選4回。もともとは日本新党所属の国会議員で、同党の解散後に自民党に入党。「経済産業部会長を務めるなどバリバリの商工族だった」(自民党関係者)。
竹中氏と伊藤氏の関係は、竹中氏が小渕内閣でIT担当相を務めていた時に遡る。IT担当相の窓口は経産省だったため、「竹中氏と伊藤氏はそこで接点を持ち、竹中氏の金融担当相就任で伊藤氏が副大臣に起用された」と経済産業省幹部は明かす。
実際、不良債権半減目標などを盛り込んだ金融再生プログラムには、竹中氏や伊藤氏のブレーンとなった経産省職員の関与も取り沙汰されている。
ただ、伊藤氏の金融行政の手腕は未知数だ。商工族出身のためもともと中小企業の貸し渋り問題などに詳しく、「銀行には手厳しい」(大手行幹部)との評判が強い。
ただ、金融庁内部では「細かいことを聞いてはくるが、自身の問題意識が分からない」(中堅職員)などの声も出ている。
主要行の不良債権問題は、UFJグループを除いて収束の気配を見せている。金融庁は年末にも、ポスト金融再生プログラムと位置づけている「金融重点強化プログラム」を取りまとめる予定で、ここで伊藤新担当相の力量が試されることになりそうだ。
※(ロイター通信日本語サービス編集部 布施太郎記者 メールアドレス:taro.fuse@reuters.com 電話:03-3432-9144)
Friday, 10 September 2004 07:56:17RTRS [nTK2237219] {JA}ENDS
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