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(回答先: 【中国】最近の物価上昇の構造的特徴 情報センター専門家 [人民網日本語版]【衣類や家庭用品は物価下落傾向】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 27 日 16:06:37)
ここ数カ月にわたり中国の物価指数が徐々に上昇していることに、懸念の声が挙がっている。これについて国家情報センター経済予測部の主席経済学者・祝宝良氏が、記者からの質問に答えた。
――穀物価格の上昇は比較的目立った事実だが、これ以外に、今回の物価上昇をもたらした要素には、主にどのようなものがあると考えるか。
最近の物価上昇の原因は、次の4点にまとめることができる。
第一に、穀物価格の上昇が消費者物価指数の上昇を直接後押しした。1999年以来、穀物価格は6年連続で下降した。2003年10月以来、穀物の需給関係に変化が生じ、穀物価格が大幅に上昇したことを受け、食品価格が上昇した。今年1〜8月の状況をみると、消費者物価指数上昇の原因の8割は食品価格の上昇にある。穀物価格上昇は、穀物価格の自然な回復であり、一定の必然性がある。
第二に、国内の行き過ぎた投資が物価上昇を助長している。改革開放がスタートしてから25年間、投資は毎年平均約15%増加してきた。03年の増加率は26.7%、今年1〜8月は30%以上に達した。過熱気味の投資が投資商品の価格上昇をもたらすとともに、石炭・電気・石油・運輸などエネルギーの全面的な供給不足を引き起こし、石炭・電力・運輸価格の上昇を招いた。こうした川上製品の価格上昇が多層的に進行し、物価の全体的水準を引き上げた。
第三に、エネルギー不足と国際市場での原油価格上昇が物価上昇をもたらしている。原油の輸入依存度が上昇することにより、物価の全体的水準に対する石油価格の影響が強まっている。今年に入ってから、製品油価格は3回値上がりした。
第四に、基準(昨年度の物価)が比較的低かったため、統計上の物価上昇率が高くなった。(編集KS)
「人民網日本語版」2004年9月27日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/09/27/jp20040927_43774.html