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ここ数カ月にわたり中国の物価指数が徐々に上昇していることに、懸念の声が挙がっている。これについて国家情報センター経済予測部の主席経済学者・祝宝良氏が、記者からの質問に答えた。
――今年に入ってから国内物価が上昇し、特に7〜8月期は消費者物価指数が各月ともに5.3%上昇して、同期の増加率としては1997年以来の最高を記録した。インフレの局面が現れた見る人もいる。こうした状況についてどう思うか。
現在の物価上昇は全面的かつ大幅なインフレ現象ではなく、構造的な特徴をはっきり示したものだと思う。1〜8月期の消費者物価指数上昇率は4%で、うち穀物価格の上昇率は27.5%、食肉類は18.3%、卵は22.5%、住宅価格は3.9%だった。食品・住宅価格が上昇する一方、衣類、家庭用品、医療保険、交通、通信などの価格はずっと下降傾向にある。
食品価格の上昇により、都市部住民の月当たり平均支出が約20元増加し、一部都市では低所得者層の生活にある程度の困難が出ているが、基本的には許容可能な範囲内に引き続き収まっている。さらに、穀物価格の上昇は農業の成長を促進し、農家の増収につながるため、都市と農村のバランスの取れた経済発展の推進にプラスだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2004年9月27日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/09/27/jp20040927_43773.html