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【モスクワ=栢俊彦】ロシアのプーチン大統領は14日、国営天然ガス会社ガスプロムによる国営石油会社ロスネフチの吸収合併を承認した。世界有数の事業規模の国営総合エネルギー企業が誕生する。政府はこの措置を外国投資家が求めてきたガスプロム株取引自由化の第一歩としている。ただ有力石油会社ユーコスの資産を引き取る受け皿会社になるとの見方もある。フラトコフ首相はこの日、「ガスプロム株の一部とロスネフチ株全株を交換する」との提案を大統領に提出、大統領は「ガスプロム株の二重構造を極力早期に解消すべきだ」と答え承認した。
ガスプロムは2003年に5400億立方メートルの天然ガスを生産しており、埋蔵量は世界一。政府が38%の株式を保有している。ロスネフチは同年の石油生産が2010万トン(日量約40万バレル)の中堅企業で100%政府出資。ガスプロムは国家戦略企業に指定され、外国投資家はADR(米預託証券)しか購入できない。このため国外の株価は国内価格を約7割上回っている。外国投資家はこの投資障壁を解除するよう求めていた。 (23:14)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040914AT2M1402514092004.html