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日本に追いつくことなど考えることもできない状況の中、中国は韓国の足元まで忍び寄り、韓国商品が競争力を失いかけているという警告が相次いでいる。韓国開発研究院(KDI)は「韓国のすべての産業が中国とぶつかる時期に入っているのに比べ、韓国の先端産業と高付加価値産業はまだ日本の競争相手にはならずにいる」と発表した。
最近、産業(サンオプ)銀行が発表した「韓・中・日技術競争力報告書」によると、10大主力産業で韓国と中国の技術格差は3.8年、日本と韓国は2.2年程度であることが分かった。問題はいくらこのような警鐘が鳴っても、政府はいかなる動きも見せていないという点だ。
中国の技術発展のスピードは恐ろしいものがある。賃金競争力によって繊維や靴などの軽工業で韓国を追い抜いたのに続き、ITなど先端産業ではその技術力が韓国の鼻の先にまで近づいている。両国間の家電産業の技術格差は1.8年、通信機器は2.3年、コンピューターは2.5年に過ぎない。このような速度ならば、2010年頃には両国間の技術格差がなくなり、主要産業では技術の逆転現象まで現れるだろう。
しかし韓国が日本に追いつくという見通しはいまだに立たない。メモリー半導体など一部のIT製品を除いては、世界1位品目で318対69の劣勢に置かれている。産業技術を支える基礎科学技術ではるかに劣るからだ。
競争分野で一度中国に追い越されれば、その分野の国内企業は事実上、全滅するほかない。資本と市場で優位にある上に、技術まで追い越した中国企業との格差を埋める手段がないからだ。中国に追い越された韓国企業は中国企業の下請け企業に転落することになる。だからといって日本の産業力と技術力に短期間で追いつく方法も、そのような意思も示すことができずにいる。これが現在の韓国の現実だ。
最後のチャンスがあるならば、それはこれらの国よりも「与えられた時間を数倍、科学的かつ効率的に使うこと」しかない。そんな我々が現在、貴重な時間をどのように使っているのか、国民皆がこれについて考えなければならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/10/20040810000089.html