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(回答先: 世界シェア1位の韓国製品77個 中国の10分の1以下 [朝鮮日報]【数のトップは米国で日本は5位】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 8 月 10 日 23:32:15)
国際原油価格が再び急騰し、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格が1バレル当たり45ドルに迫った。このまま行けば1バレル当たり50ドル時代に近づく見通しまで出ている。
今年に入り、国際原油価格が激しく変動しながら6月の韓国の平均原油輸入単価は1バレル当たり36.11ドルまで上がった。22年7か月ぶりの最高値だ。昨年の平均原油導入単価(26.79ドル)に比べ10ドル近く上がった。
原油価格高騰がありとあらゆる病に悩まされている韓国経済を再び窮地に追いやっている。貿易研究所は今年のドバイ原油価格が1バレル当たり37ドルを維持する場合、年間貿易数値が120億ドル程度に悪化すると予想している。原油輸入額が88億ドルに増え、輸出商品価格の値上がりと世界の景気後退による輸出減少が32億ドルだという。また、原油価格が1バレル当たり2ドル上がるだけで経済成長率が0.28%ポイント下落し、消費者物価は0.3%ポイント上がるとの分析もある。下半期の経済回復の可能性は全く取り上げられることさえない状況だ。
愚かなのは原油価格高騰に無防備状態の韓国経済の現実だ。国家戦略的レベルのエネルギー政策がなかったためだ。石油化学と鉄鋼などエネルギーの大量消費産業の比重が大きい韓国経済の構造を変えようと試みることさえ今までなく、海外の油田開発や代替エネルギー開発も手ぬるかった。若い世代になるほどエネルギーがいくらでも沸き上がってくると思っている程に、エネルギーに対する国民的無知が深刻な状態だ。
その結果、第2次石油ショック以降、先進国は国内総生産(GDP)1000ドル当たりエネルギー消費量を最大40%まで減らしたが、反対に韓国は増えた。エネルギー効率は日本の3分の1にも及ばない。風力、太陽光、燃料電池などの新エネルギーが全体に占める割合は全エネルギー消費の0.1%で、皆無に等しい。結局、韓国経済を揺るがしている高油価ショックの相当部分は国家的長期戦略の不在が引き起こした試練なのである。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/10/20040810000084.html