現在地 HOME > 議論19 > 779.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: やる気になれば、「のんびり生活」はいくらでも実現可能です。 投稿者 デラシネ 日時 2004 年 12 月 05 日 11:30:44)
と、仰るデラシネさん! オヒサです。文明社会に(一応)帰って来ました。
で、
===================================
アーミッシュの話に戻りますが、彼らは「小欲」なのではなく、「既に満ち足りている」と考えたほうがよさそうです。
我々が暮らす「物質至上主義」のパラダイムの外に、彼らは暮らしている。
===================================
つまり、物質至上主義のインチキを見抜いているということですね。
現在の日本を含めた文明国というのは実に馬鹿げた状態になっているのに
多くの人がその枠から抜け出そうとしないでいる。
例を挙げれば・・・「ローンを組んで、マイホームを建てる。」・・・この結果
・ローンの返済のために長い人生の大半をこれに注がねばならない(ローン奴隷)
・入れ物が出来た途端、その入れ物であるマイホームに充満するまで家具家電品を買い続ける(物欲を刺激する情報の洪水にテレビ雑誌でさらされ洗脳を受けた結果)
という極めて簡単なそして幼稚な行動原理で人生を捧げちゃっている。
まったく物質至上主義など馬鹿げている典型で、明日からでも「止める」と思い立てば誰にでもその呪縛からの離脱は可能なはず、ところが、洗脳は怖いもので、多くの人はそんな簡単なことができやしない。こうして、まんまと「物の奴隷人生」を死ぬまで続けることでしょう。
アーミッシュほど徹底しなくても、こういう物資至上主義の呪縛的生き方を抜け出すのは
いくらでも実現可能で難しいことではない。ただ脳味噌が醗酵しちゃってる人には無理なんだろうな。
ということで
===================================
彼らは「満ち足りた暮らしをしている」と仮定し、「何故満ち足りているのか?」を考えてみることこそ大切なのでしょう。
今後我々が世界を変えていけるとしたら、そこにキ−があるような気がします
===================================
物欲を刺激して、それが恰も「幸福」と錯覚させて、「物質奴隷」にしているだけのこと。まるで麻薬そのものですねー。
物質奴隷から離脱するには麻薬と同じで激しい禁断症状をたぶん味わうでしょうから、離脱は多くの人には困難だろうけど、物欲を刺激されたその時点で麻薬患者にならないように耐性を獲得した人や先天的に免疫を持っている人も少なからず居る(ある意味で社会不適応者)
デラシネさんや私などは後者ということなんでしょう。
さて、別のところで挙げていらっしゃる「蟻社会」ですが、前述の後者に属する人達というのは、こうした「蟻社会」の仕組みなどを小学校の理科程度の内容で目に触れるだけでも、人間社会との違いに気が付くだろうし、人間社会の「当たり前」と思っている多くのことが「ちょっとまてよ」と感づいてしまう。そんな気がしますがいかがでしょうか?