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(回答先: あっしらさん、教えて下さい 投稿者 ひょうたん 日時 2004 年 9 月 23 日 21:41:20)
ひょうたんさん、こんばんは。
難しい質問でインサイダーでもないので本当のところはわかりません。
まず、竹中大臣についてですが、金融・財政行政でたいした実権は持っていない“看板”兼“矢面担当”に近い存在だと思っています。
日本政府が金融行政について米国筋からあれこれ言われていることは確かだと思っていますが、面従腹背ないし最小犠牲でなんとかかわそうというのが旧大蔵官僚の腹なんだろうと見ています。その戦術をまっとうするためには、米国筋に受けがいい竹中大臣を床の間に置いていたほうが何かと重宝だと考えているのでしょう。
政治家も、金融行政担当は嫌な役割であることがわかっているので、竹中氏に下駄を預け、それにケチを付けたり叩いているほうがいいと思っているでしょう。
(政府・官僚は、旧長銀と旧日債銀に加えいくつかの地銀を献上したことで“義理”は果たした、不良債権処理はしなければならないことはこっちも承知だがこっちのペースでやるという政策を、竹中大臣を盾に使って見えにくくしている可能性があります)
シティバンクの処分については、数多くの明確な法令違反に対するものですから、それを見逃せば舐められるだけでシメシがつかなくなります。
(横浜支店長“横領”事件や子会社サラ金事件もありましたし、当局はもっといろいろな情報を入手しているはずですから、度を越していると判断したのでしょう)
“彼ら”も、でっち上げや恣意的判断ではなく明確な法令違反で受ける処分に関しては表立って対抗しないようです。
今回の処分も、苛烈という認識ではなく適正なものだと思っているでしょう。
プライベートバンキングの無期限業務停止処分や撤退などが語れていますが、これについては、「銀行全体で顕著な業務改善が見られた」などといった理由で1年ほどで“解決”すると予測しています。(シティバンクにとっていちばんおいしい部門ですからね)